達人の館

   本物の芸をじっくりと味う、大人のためのコンサートを企画・主催しています。

5月12日のヴェルディ・サロン・ライヴは
松村裕絵さんと中嶋みのりさんの2本のフルート。
ピアノ伴奏は竹田景子さんでした。
美しい2本のフルートは想像以上に音質が声に似ていて、
ソプラノの重唱を思わせるものでした。

お二人の息の合った演奏はレベルが高く、
お客様からも大変評価の高い賛辞をいただきました。
演奏家の評価はコンサートやCDの数で決められることも多いようですが、
こういう場所での成果も貴重だと思いました。
お客様が素直に感動してくださる
小さな演奏会をこれからも続けたいものです。

それにしても近頃、音楽ホールでの料金が高すぎるとは思いませんか?
数万円を超えるものが当然の如く溢れている現状は決して健全とは言えません。
そもそも感動させてくれるものは金額でも、
入れ物でもないことを実証したいものです。

*

5月12日は母の日でもありました。
日頃、娘たちに迷惑をかけてばかりいる私ですが、
今日は家内に対しプレゼントのお菓子を送ってくれました。
結構、昔は手を焼いた3人娘でしたが、
今になってみると3人が仲が良く、
親のことを何かと思ってくれているのがうれしいです。
東京と京都と離れていてなかなか会えませんが、
これも私の仕事のせいで娘たちには申し訳なく思っています。
それでも、娘たちは娘たちで各々家庭をもって
幸せに暮らしているので、感謝しないといけないですね。
昔は男の子供がいないのを嘆いていたものですが、
今では3人娘で良かったと思っています。
何はともあれ3人娘が仲良く
しょっちゅう会っている様子が伺えるのが一番うれしいです。

(一般社団法人 達人の館 代表 橘市郎)

10連休最終日の日、稲盛ホールに
「レ・フレール」のコンサートを聴きに行って来ました。
コンサートといっても通常のレ・フレールのコンサートとは違って
幼児のための企画で、時間も休憩なしの部構成。
短めにまとめた他、客席にもくつろぎスペースを設けるなど工夫していました。
いつも以上に映像やスライドを多用していたのも
幼児を飽きさせない親心でした。

ちょうど年前、私が入院した時に回目が行われ、
今年が回目の企画だったこともあり、
ポラリスアルファの伊藤和則さんが招待してくれたのです。
レ・フレールのお二人は客席が幼児であれ
決して手を抜かない熱演で、会場を盛り上げました。

汗びっしょりで高度な演奏をする姿は、
いつしか親子の手拍子を誘い、通常と同じ喝采を浴びていました。
鳴り止まない拍手に応えるアンコール。
私はこれこそみんなが共感している証拠とうれしく思いました。
音楽とは「音を楽しむ」であることを改めて教えてくれたコンサート。
本当にいい企画でした。
伊藤さんをはじめとするスタッフの皆さん。
そしてこのコンサートに情熱を傾けた
レ・フレールのお二人に感謝したいと思います!

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)

今日が平成最後の日となりました。
あっという間の31年間のように思います。
私が平成元年の時は47歳ですから、
三代目市川猿之助さんにミュージカル「イダマンテ」の演出を依頼し、
近藤真彦さんはじめ、異色の方たちに出演を了承していただいた年です。
スタッフも脚本のジェームス三木、作詞のなかにし礼、音楽の甲斐正人、
舞台装置の朝倉摂と言った錚々たる方たちが協力して下さいました。
私がもっとも元気だった時と言っていいと思います。
その平成が今日で終わると言うことに特別の感慨を覚えます。
平成よ、ありがとう と言わずにはいられない進境です。

人は誰でも老いて行きますが、
特に私の場合「時代と共に」と言う気がしています。
いろいろなことにけじめをつけて行くべきタイミングを感じています。
明日からは令和。
これからどういう人生を生きてゆくべきかをじっくり考えたいと思います。

* 

少し時間が経ちましたが、4月25日に作曲家の甲斐正人さんに招待された
ミュージカル「ハル」を見て来ました。
脚本・作詞の高橋亜子さんも前からお付き合いのある方なので、
甲斐さんの音楽ともども大変、楽しみでした。
さすがにこのコンビはお互いを良く理解し合い、息がぴったりと言う感じでした。
甲斐さんの音楽は緻密で、複雑な脚本を
うまくミュージカル化していたと思います。
耳になじむような単純な旋律を期待していた人にとっては、
やや難しい面もありましたが、
オリジナリティを考えた時にはやむを得なかったと思います。
甲斐さんが流行作家ではなく、本格派の作曲家である証拠でもあるのです。

ハルを励まし、ボクシングの世界に引き込んだ女性・真由の存在が実在なのか、
幻影なのかが少し分かり難くかったのは私だけでしょうか。
それにしても客席は女性ファンで満員。
興行としても盛況だった事にほっとしました。
甲斐さん、本当にありがとう。
今後の益々のご活躍を祈っています。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)

地方選挙が行われ、沖縄や大阪で
自民党が苦い思いをする結果が出ました。
長い間、強を誇っていた一角が崩れてきた兆候を感じます。
これを機会に世の中がいい方向に向かっていくことを期待します。
「歴史は繰り返す」と言われますが
誰もが長く権力の座についているとそれを守ろうとして、
マイナス要素が出てくるように思います。

「過ぎたるは及ばざるが如し」と言う諺もあるように、
良かれと思ってやったことが
必ずしも世のため人のためにならないこともあります。
要は「程ほどに」、「適当に」と言う事になるのでしょうか?
無責任なように取る人もいますが、
所詮人間は神様ではないので、限界があります。
ともすると政治家と言われる歴史上の人物も
その辺を誤解していたと思わざるを得ません。

良い政治家とは庶民の支配者ではなく、
庶民を守るような人ではないでしょうか。
決して世の中を、
自分の好きなように動かすような人ではない気がします。
今日は少し回りくどかったでしょうか。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎) 

今月22日に梅田藝術劇場メインホールで幕を開ける
ミュージカル「HARU」を25日に見に行ってきます。
これは関西テレビ放送開局60周年記念として上演されるものですが、
この作曲・音楽監督を務めているのが親友の甲斐正人さんなのです。

甲斐さんは私よりずっとお若いのですが、
彼が上野の藝術大学に在学中からの付き合いなのです。
当時からその才能を買っていた私は、
彼がプロになってからも何かと仕事を依頼してきました。
細かいことは省きますが、彼は期待に違わず才能を発揮し、
一流の作曲家になり大活躍しています。

甲斐さんは誠実で「能ある鷹は爪を隠す」タイプなので
地味ながら、その実力は高く買われてきました。
脚本・作詞 高橋亜子、演出 栗山民也といった一流のスタッフと
藪宏太、北乃きい、安蘭けいらの出演者を得てその成果が期待されます。

甲斐さんは公演のお知らせとともに、
私たち夫婦に極上のチケットを送ってきてくださいました。
温かいメッセージを添えて招待してくれたのです。
私はいろいろの方に大切にされて幸せ者です。
甘えてばかりいていいのだろうかとも思いますが、
ご好意は素直に受けることにしました。
とにかくこの公演が大盛況で終わることと、
甲斐さんの曲がいつまでも
心に残るものであることを期待して行って来ます。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)

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