達人の館

   本物の芸をじっくりと味う、大人のためのコンサートを企画・主催しています。

春秋座オペラ公演は11月34日に本番を迎へ、無事終了いたしました。
前回のブログで舞台稽古が始まるとお伝えしたのに、
あっという間に公演が終了した感じです。
連日通っていた劇場ともお別れと思うと、一抹の寂しさを感じます。
稽古期間が長ければ長いほど、
一緒に苦労して来た仲間と別れることは辛いものです。
まるで身体全体が抜け殻のようになっているのは、
私ばかりではないと思います。
今日はもうゆっくり出来るという開放感と共に、
あの仲間たちは今どうしているだろうと考えたりしています。

*

公演は斬新で音楽的なレベルも高いものでした。
プッチーニの叙情的なメロディーが、今も耳に響いています。
蝶々さんの可憐で、哀しい姿が目に焼きついています。
川越塔子さんと藤井泰子さんのタイトルロールは
それぞれの持ち味を発揮して圧巻でした。

井藤航太さんの若々しい歌声、
ピサピアさんのイタリア人特有の高音、
それに刺激されるようにどのキャストも素晴らしい歌声を披露してくれました。

演出も装置も照明も春秋座の舞台を効果的に見せてくれました。
指揮も手堅く、全体を仕切ってくれた
ミラマーレ・オペラの統率は完璧だったと思います。

もちろん劇場側のスタッフも良くやってくれました。
今回は私が病み上がりで色々とご迷惑をかけましたが、
皆様に助けられた感じです。

*

アンケートの結果も大変、お褒めをいただいたようです。
遠方からのお客様をはじめ京都のお客様、
今後とも春秋座オペラをどうぞよろしくお願い致します。
関係者の皆様、長丁場をお疲れ様でした。

(一般社団法人  達人の館  代表 橘市郎)


今週は歌劇「蝶々夫人」の春秋座での稽古が10時から21時まであり、
1時間半の通いの時間を考えるとブログを書いているゆとりがありません。
若い人たちはパソコンを持ち歩き、
少しの時間でもキイボードに向かっていますが、
私にはそういった器用さがないのです。
ゆっくりと机に向かっていないと物が書けないと言うのは、
この時代には通用しないかもしれませんね。
不定期になりますがお許しください。

さて、そのオペラですが、大阪での稽古が終わり、
いよいよ皆さんが春秋座に集結しました。
懐かしい顔がだんだん増えてきて、初日が近くなった緊迫感が漂っています。
お陰様で順調に仕上がっていく課程が見えて来ました。
合唱、オーケストラ、スタッフが顔を合わせる劇場での稽古は、
いよいよ開幕が近いことを思わせます。
無事初日が開き、お客さまの温かい拍手が
沢山いただけるような成果を上げなければと、
改めて見の引き締まる思いをしています。


1031日には、中央競馬のイタリア人騎手・デムーロさん兄弟が
オケ合わせを見学し、劇場の機構も見てくれました。
これは共催のイタリア文化会館ー大阪を通じての事だったようです。
もちろん、タイトルロールの藤井泰子さんや
ピサピアさんが出演されるためですが、
藤井さんのイタリアのお宅と
デムーロさんの実家が近かったこともあったようです。
思わぬ訪問にキャストもスタッフも盛り上がりました。
もしかすると私が一番喜んだかも知れません。
それにしても「競馬とオペラ」は私の大好きな2つだけに、
何かいい事の前兆のような気がしております。
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(一般社団法人 達人の館 代表 橘市郎)

1019日、「蝶々夫人」でタイトル・ロールを2日目に演じる
藤井泰子さんとピンカートンを演じるピサピアさんが
イタリアから来日しました。
藤井さんは飛行機の到着が遅れ、
この日、お会いすることがかないませんでしたが、
翌日にはお二人揃って稽古に参加され、
お二人とも時差に負けず素晴らしい声を披露してくれました。
私もいっぱいパワーをもらった感じです。

特にピサピアさんのイタリア人独特のベルカント唱法による高音は凄まじく、
耳の中がびりびりと共鳴しました。
伝説のテノール、カルーソが高音で
フォルテの声を出すとシャンデリアが揺れたというのが頷けました。

藤井さんも小柄の身体ながら「カルメン」の時以上に
パワーアップした声を聴かせてくれました。
初日の川越塔子さん井藤航太さんコンビとの競演が大変楽しみになりました。
公演の特設サイトはこちらからどうぞ


*

1021日(日)は東京の昭和音楽大学
アートマネージメント学科創設20周年記念の会があり、
私も参加の予定でしたが上記のお二人の来日と重なり、
急遽欠席せざるをえませんでした。
お誘いいただきました武濤京子先生はじめ、
皆さんには大変申し訳ないことをしてしまいました。
約120名の参加があり、大変盛り上がったと聞いております。
歴代の先生方、お子様連れの卒業生などが集まったそうで、
その盛会ぶりが伝わってきました。

京都造形芸術大学の卒業生で、
劇場のフロント・スタッフをやっていただいた卒業生ともども、
私には懐かしく、頼もしい卒業生が沢山いる事が幸せです。
どうか皆さん、充実した人生を謳歌していただきたいと思います。
私の宝物は両校の皆さんからいただいた、温かい寄せ書きの色紙なのですから。

(一般社団法人 達人の館 代表 橘市郎)

あと半月もすると春秋座オペラ「蝶々夫人」が開幕します。
このため10月のヴェルディ・サロン・ライヴは休演となります。
「蝶々夫人」の出演者は稽古に大阪が便利なのと
春秋座が初日間際まで使えないので、
いつも大阪、神戸での稽古が多くなります。

稽古場の押さえ、ホテルの予約など
NPO法人 ミラマーレ・オペラ」さんのご苦労は、
はかりしれないものがあります。
しかも、今年はイタリアからの出演者もいますので、大変です。
19日にはテノールのピサピアさんと
ソプラノの藤井泰子さんが来日しますので、いよいよ追い込みに入ります。
私も身体の方がついていけるかどうか心配ではありますが
ご迷惑をかけた分を取り返すべく頑張る積もりです。

お陰様で音楽稽古は順調なので
ハイレベルなものをご覧いただけるものと思います。
どうぞ楽しみにしていてください。
達人の館押さえの良い席が2日間で5席ばかり残っております。
まだお買い求めでない方は、ぜひお申し込みください。

*

来年から消費税が上がったり、年金が少なくなったりで
70歳を越えた者には厳しくなりそうです。
もちろん若い人たちも低所得者は大変です。
世の中の格差はどんどん進み、
貧しいものは生きていくこと自体が苦痛になってきそうです。
昔から「強きをくじき、弱きを助ける」とは任侠の精神でしたが、
政治も同じことだと思っています。
少数の勝ち組がただ勝ち誇っているのでは、いい政治とはいえません。
真面目に、こつこつと働いている者を大切にする事こそ
政治の使命ではないでしょうか。

元横綱の輪島さんの葬儀が行われ、大勢の方たちが参列されました。
私は個人的にお付き合いはありませんが、
盛大な葬儀と数々のエピソードに驚きました。
多くの人に愛され、好かれていたのですね。
天真爛漫というか天然呆けは多くの方が語っておられました。
人は尊敬されるのも素晴らしいことですが、
このように好感をもたれる事が、それ以上に大切なことだと思いました。
波乱万丈な生涯でしたが実に幸せな一生だったような気がいたします。
気取らず、自然体で生きたいと思わせてくれた輪島さんの生涯でした。
(一般社団法人 達人の館 代表 橘市郎)

オペラ「蝶々夫人」の詳細はこちらからどうぞ

此処のところ私はリハビリのために
時間がある時は4キロ近くのウオーキングをしています。
左京区にいた時は大学に通うことが運動だったし
敢えて散歩をしたりしなかったのですが
病気をしてからは意識的に歩かないと
回復も遅れると思い歩き始めました。

洛西には散歩道が整備されていて、車が全く遮断された遊歩道が、
それも自然がうまく生かされた道が整備されているのです。
適当にアップ・ダウンはあるし、景色も林あり、
貯水地あり、川ありで飽きません。

洛西がこんなにいい所だったとは
病気をしなかったら気かつかなかったことでしょう。
病気に感謝しているわけではありませんが、
本当にいいところに引っ越したと思っています。
みなさん、一度ぜひこの街を訪れてみてください。
お待ちしています。

107日(日)には、蹴上げのウエスティン都ホテル京都で、
「笹岡隆甫さんを囲む会」がありました。
2013
年春秋座オペラ「蝶々夫人」で美術をお願いしたのがきっかけで、
毎年出席するようになったのです。
仕事のジャンルを越えていろいろな業種の方たちが集まり
交歓する会なので、大変勉強になりました。
年々出席者が増え、今回は会場を歩くにも苦労したほどです。
会には知事、市長、政界、財界の大物も出席されていました。

ただ、年々内容が希薄になり、
単なる名刺交換会の色が濃くなっていくのが惜しまれました。
もう少し人数を絞って内容ある会になるといいなと思いました。
そんな事もあり、来年からは年をとった私のような者は席をはずれ、
若い有能な人たちで会場を埋めていただく積もりです。
それにしても笹岡隆甫さんは確かに京都の文化を発信していくには
願ってもない存在ですね。期待したいと思います。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)


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