達人の館

   本物の芸をじっくりと味う、大人のためのコンサートを企画・主催しています。

恒例の春秋座オペラがいよいよ今月の20日、21日に迫りました。
春秋座オペラは、オペラを声の芸術と決め込み、
そこにポイントを置いて制作しています。

豪華な舞台装置や大勢のコーラス、大編成のオーケストラ、
重厚な衣装に関しては知恵を働かせて、
効果が最大限に出るよう工夫してきました。
6年前から毎年このコンセプトで、
「夕鶴、「ラ・ボエー ム」「源氏物語」「蝶々夫人」と
上演して来ましたが、今年は満を持しての「椿姫」です。
お蔭様で、毎年来場者も少しずつ増えてきていますが、
今年は選挙があったり、豪雨があったり、
大雪の影響でやや苦戦しています。

指揮は気鋭の松下京介、演出は異才の三浦安浩、
舞台美術は大御所の石井みつるという
強力なスタッフが駆けつけてくれました。
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そして、春秋座が最も重視している歌手人には
素晴らしい人たちが揃いました。
主役の、ヴィオレッタには川越塔子、江口二美。
このお二人は昨年の「蝶々夫人」の好評に応えて2年連続の出演です。
美声と繊細な表現力が持ち味の川越塔子、
豊かな声量とドラマチックな歌唱が武器の江口二美と
対照的なヴィオレッタを聴き比べるのも一興です。

アルフレードは今や関西オペラ界のホープとして主役を続ける清原邦仁と、
安定した歌唱と清楚な演技に定評ある松本薫平。
そして、ジェルモンには春秋座に最多出演し、
重厚な演技を誇るベテラン片桐直樹と、
関東でも今最も活躍しているバリトン歌手・黒田博が扮します。
専門家からも「良くこんな素晴らしい歌手を集めましたね」と
言われているキャストです。

達人の館の企画にいらしてくれているお客様にも
ぜひ見ていただきたいオペラです。
達人の館の代表と春秋座の顧問プロデユーサーという、
二つの顔を持つ私は、この1週間オペラに集中いたします。
分室に不在 のことが多いと思いますが、
チケットのお申し込みはどうぞFAXの方に入れておいてください。
後ほど連絡させていただきます。

歌劇「椿姫」全3幕(原語上演)

12月20日(土)17:00
     21日(日)14:00

京都芸術劇場春秋座 

一般   S席9500円  A席7500円
友の会 S席8500円   A席6500円
シニア  S席9000円     A席7000円
学生&ユース席 3000 円(座席範囲指定)

※未就学児童の膝上入場は無料

FAX075-708-8934

高倉健さん、菅原文太さんと
昭和に大活躍した映画俳優が相次いで亡くなられました。
お二人とも仕事でご一緒したこともお話したことも無かったのですが、
寂しい気持ちが、こうも迫ってくるのは何故なのでしょう。
大スターというのは、自分の生きてきた時代の象徴だからなのでしょうか?
シリーズで上演している「江藤ゆう子 昭和を歌う」は
その時代背景をナレーションで紹介しながら、
ヒット曲を聴いていただく構成になっていますが、
映画もその時代を写すように個性ある俳優さんが登場してきました。

高倉さんも菅原さんもやくざ映画からスタートしたのですが、
お二人とも、真面目で、温厚で物静かな方だったようです。
拳銃を撃ちまくったり、刀を振り回すだけではなく、
義理と人情に熱い男を演じるには、
にじみ出てくるやさしさを持っていないと
人を引きつけることが出来なかったのでしょう。

お二人とも平和主義者だったと聞きますが、
特に菅原さんは亡くなる前に
「絶対に戦争をしてはいけない」
「唯一の被爆国である日本が核廃絶を訴えるべきだ」と
遺言のようにおっしゃっていたそうです。
私もまったく同感なので、
惜しい人を亡くしたと残念でなりません。
1週間後に迫った衆議院選挙を前に
もう一度菅原文太さんの思いを胸に刻みたいと思っています。

戦争が始まる時というのは一部の人の愚かな決断がきっかけです。
それは権力を持ちすぎた人の傲慢さが引き金になるのです。
行け行けどんどんとアクセルだけを吹かすような運転は事故の元です。
とにかく暴走傾向を感じ たら、ブレーキを掛けなくてはいけません。
片寄ったバランスを見逃していると、
とんでもない事が起きる危険があります。
菅原さんの遺言を大切にするためにも、
投票を棄権してはいけないと思います。
経済、景気以上に、危うい臭いを感じることが必要なのではないでしょうか。

                              
                               達人の館プロデューサー:橘市郎

明年1月24日に春秋座で行われる
デュークエイセス結成60周年記念コンサート」は
文字通り60周年のスタートとなります。
メンバー4人のうち、3人が結成以来
変わっていないというのは貴重ですね。
夫婦だって結婚50年で金婚式ですから、
60年一緒に活動してきたのは奇跡としか思えません。

お一人は3代目ですが、
これとて逆に良くぞうまくやっていると感心してしまいます。
あの ダークダックスも60周年をもって
4人での活動を停止しました。
健康の問題、音楽に対する姿勢の問題、相性の問題、
これら全てがクリアされないと60年間 長続きは出来ないでしょう。
ダークダックスが1951年、デュークエイセスが1955年、
ボニージャックスが1958年の結成ですが、
どちらも男性4人の 編成でしのぎを削ってきたのも、
長続きにプラスしたようです。

ダークダックスが慶応のワグネルソサエテ出身、
ボニージャックスが早稲田のグリークラブ出身という
アマチュアからスタートしたのに対し、
デュークエイセスは当初からプロという感じでした。
特にジャズや黒人霊歌を歌わせたら、
そのリズム感やハーモニーは群を抜いていました。

しかし、デュークエイセスが人気を勝ち得たのは
日本語で歌ったCMの数々や
永六輔といずみたくのコンビで作られた、
にほんのうたシリーズでした。
皮肉なものですね。

特に「いい湯だな」(群馬)、「筑波山麓合唱団」(茨城)
「女ひとり」(京都)、「フェニックスハネムーン」(宮崎)などは、
ご当地ソングのヒット作となりました。
今回の京都公演に際しては、
やはり「京都大原三千院、恋に疲れた女がひとり・・・」の
「女ひとり」が欠かせないレパートリーでしょう。
何しろこの歌がヒットしてから、
京都を一人で旅行する女性が急増したという話が伝わっていますからね。
当時のそんな女性たちが、春秋座に足を運んでいただけるとうれしいのですが。
ほかにも、「日本の叙情」をたっぷり味わっていただける曲目満載ですので、
ぜひ京都で旅情を満喫していただきたいと思います。

                                         達人の館プロデューサー橘市郎

大分日が経ってしまいましたが、
1025日に行われた「江藤ゆう子 昭和を歌うー昭和30年代編ー」の
ご報告をいたします。
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当日は晴天。
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時の回にはお客様が開演1時間半前から
おいでになるという盛況ぶりでした。
NAMHALLさんの計らいで
1階の待合ロビーには段差がなくなり、
トイレもよりきれいになりましたので、
お客様もリラックスされていました。

以前コンクリートだった床には絨毯が敷かれ、
テーブルには飴も用意されるという
ホール側のサービスにはびっくりしました。
これだけではなく、いろいろとこのコンサートに協力してくれている
中元聡一郎さん(ホールのプロデューサー)には感謝、感謝です。
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さて、2回公演とも 満席となったコンサートは
もちろん盛り上がりました。
一段とパワーアップした江藤ゆう子さんのエネルギッシュな歌唱に、
息の合った笹井順子さんのピアノ伴奏、
そして今回から参加した水野潤子さんの落ち着いた語り。
バランスの良さが目立つコンサートでした。
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越路吹雪の歌から
フィナーレの「幸せなら手をたたこう」「東京五輪音頭」へのギャップが
江藤さんならではのものでした。
クラシックからジャズ、演歌何でもこなしてしまうところが達人なんですね。

公演後、次回の昭和40年代編を前売りしたところ、32枚がでました。
翌日までに入った予約を入れますと60枚。
前回を上回る数字にほっとすると同時に、
次回もさらに良いステージ作りをしなくてはと思いました。
ご来場の皆様、本当にありがとうございました。
2月28日にまたお目にかかれるのを楽しみにしております。
                                  達人の館 代表 橘市郎


ラストはグループきっての若手、トップ・テナーの槙野義孝さんです。

大須賀 ひでき(トップ・テナー)
oosuga
1956.11.30生 いて座・B型・東京都出身
愛称/ヒデキ

シンガーソングライターとして長年のキャリアを持つ一方、
ミュージカルの世界でも大活躍で今日に至る。
「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」等々で
演技力と歌唱力を高く評価されている。
学生時代は登山部に在籍。
車を運転しての旅行が大好きで、山と自然を愛する。
「性格は優しいのですが頑固者で」とのことだが、
とても明るく誠実な人柄である。




【コンサートのお知らせ】
結成60周年記念コンサート 
デュークエイセス日本の叙情を歌う


2015年1月24日(土) 京都芸術劇場春秋座 
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