一瞬の静寂

音楽・演劇プロデューサー・橘市郎のブログ。日々思ったことを綴っています。 東宝(株)と契約し、1973年にプロデユーサーに。1981年独立後は、企画制作会社アンクルの代表をつとめ、中野サンプラザからの委嘱で「ロック・ミュージカルハムレット」「原宿物語」「イダマンテ」を、会社解散後は「ファンタステイックス」「ブルーストッキング レデイース」などのミュージカルを制作。 2001年京都芸術劇場の初代企画運営室長。

今から55年前、私は大学の3年生でした。
1960
年の安保闘争の際、
国会議事堂の前の座り込みに参加した記憶が甦ります。
結果はどうであれ、自分の考えに基づいて
行動を起こして良かったと思っています。
55
年経って75歳になった今、同じように自分の考えを意思表示し、
行動を起こすことの必要を感じています。

このブログでも何度となく書いてきましたが、
日本の憲法9条が、今ないがしろにされようとしています。
この不戦の誓いこそ、普遍的な平和主義だと信じています。
世界情勢が緊迫すればするほど、
この誓いを守ることがお互いの信頼につながり、
戦争を抑止することになるのです。

憲法を文化と考えるなら、
9
条こそ世界遺産に登録されるべき傑作です。
海外に派兵したり、武器を送り込んだりして、
積極的平和主義などというのではなく、
憲法9条 を各国の憲法に入れ込む働きかけをする方が
真の「積極的平和主義」ではないでしょうか?

国連で胸を張ってこういった言動を取る
日本の総理大臣が出てきてほ しいとずっと願っています。
理想主義だとか子供だましのような甘いことをいうなと
非難しているようでは世界から永遠に戦争はなくなりません。

本当は世界中の国々が、
憲法9条を守ってきた日本の首相が
こうした音頭取りをしてくれることを願っているのかも知れません。
そういう旗を振ることが出来るのは日本だけだからです。

核廃絶についても同様なことが言えます。
日本が持っているアドヴァンテージを有効に使うことです。
世界平和を実現する可能性を持った宝を、
自ら捨てようとする動きには黙っているわけには行きません。
「治安が悪くなって来ているので、
身を守るため、一家に一丁拳銃を持ちましょう」
こういった考え方が一番危険だし、悪循環を生むのです。
世界の国々がこぞって日本の9条を憲法に取り入れ、
戦争のない地球になる。
夢のようですが、決してありえない道筋ではありません。
日本国内だって、かつては戦さに明け暮れていたのです。

というわけで、私はこの18(土)13時半から
円山音楽堂で開催される憲法9条を守る会に参加することにしました。
デモにも加わり、自分の意思表示をしたいと思います。
達人の館が企画するコンサートも、平和だからこそ実現出来るのですから。 

(達人の館  代表  橘市郎)   

627日、「江藤ゆう子 昭和を歌う―昭和50年代編―」が
無事終わりました。
14時の回も17時 の回も補助席が出るほどの盛況でした。
会場の英断で、スリッパに履き替えず
そのまま入場できるようにしていただいたため、
お客様の移動が大変スムーズになりました。
週間天気予報では雨でしたが、さすが天気女の江藤さん。
当日は見事曇りのち晴れでした。

キャンディーズ、ピンクレディ―ズから始まって、
演歌、 ニューミュージック、和製ポップス、
ミュージカルまで自在に歌いこなした江藤さんは
やはり達人といった感じでした。
この幅広いジャンルの伴奏を涼しい顔で
勤めた笹井順子さんも見事でした。
語り手の水野潤子さも水を得た魚のように、
アドリブを使いながら客席の雰囲気を盛り上げていました。

5回シリーズも1017日で終わりますが、
このトリオで来年の521日、
「江藤ゆう子 昭和を歌う―戦前編―」をやることが決定しました。
これはいうなればアンコール公演というべきものです。
NAM
 HALLでの「江藤ゆう子 昭和を歌う」は
お陰さまでリピーターが多く、
次回の昭和60年代編も、50年代編にお越しいただいたお客様に
70パーセントのチケットを買っていただきました。
うれしい限りです。
当日会場にいらっしゃれなかった方は、お早めにお申し込みください。

また、来年の1210日には、
新しくオープンするロームシアターで
「江藤ゆう子 昭和を歌うー総集編ー」を行うことになりました。
これはプランツ・コーポレーションの会長、武部宏さんから
お声をかけていただき成立した公演です。

キャパ700人の会場で、NAM HALLとは違う
ショーアップしたものにしたいと考えております。
曲目は1017日の公演の時、江藤さんが5回シリーズで歌った
120曲から10曲を選んでいただくアンケートを取り、
ベスト20曲を決める積もりです。

「今回で、自分が歌手であることを実感しました」と
謙虚に語る江藤さん。
芸にゴールはありません。
江藤さんはこれからも進化し続けることでしょう。
達人の館がターゲットにしているアーチスト、第1号の活躍を
見守っていただけたらうれしいです。
(橘市郎) 

 


Argentine_tango_A4
日本のファン・ダリエンソ西塔祐三と

オルケスタ・ティピカ・パンパのメンバーの中から選ばれた
実力人気ナンバー1のチコス・デ・パンパが演奏し、
菅原洋一、なかにし陽子がカミニート、
淡き光、恋心、小雨降る径の他、
アルゼンチン・タンゴ、コンチネンタルタンゴなどの名曲を歌います。


☆予定プログラム☆
夜のタンゴ、小雨降る径、恋心、カミニート、
淡き光に、永遠の別れを、ジーラ・ジーラ、
ビューティフル・メモリー、
夜明け、パリのカナロ、

エル・チュクロ、
夜のプラットホーム、
ラ・クンパルシータ、他

 時  平成2710101430 開場1500 開演
     (予定上演時間 2時間)途中休憩あり
  
会 場  京都芸術劇場 春秋座
 
出 演  チコス・デ・パンパ
      
(バンドネオン:北村聡、バイオリン:永野亜季、
       ピアノ:宮沢由美
コントラバス:佐藤洋嗣)
     歌 菅原洋一・なかにし陽子

入場料〔全席指定〕 平成27年7月15()  (714()友の会先行発売)
一般        5000円

京都芸術劇場友の会 4000円

学生&ユース 
   2500円(区域指定)

お問い合わせ ()達人の館 

       TEL 075708-8930 

       FAX 075708-8934

達人の館がこの秋、春秋座で
アルゼンチンタンゴのコンサートを主催することになりました。
これは、業界の大先輩である
インターナショナルカルチャーの社長・松野正義さんが、
東京や横浜で数年前から行っている企画です。

松野さんとは35年以上のお付き合いですが、
そもそもは桑名正博と岩崎宏美が主演した
ロックミュージカル「ハムレット」の
制作を委託されたのが始まりです。
松野さんはお父様の代からこの世界で活躍されていて、
今や芸能界の生き字引とも言うべき人です。

まだ30代の私に
「あなたは自分で描いたイメージに沿って仕事をするタイプだから、
こちらでいちいち口出しをしない。
自分のやり方で責任を持ってやってほしい」
と言ってくれたことが忘れられません。

松野さんは中野サンプラザの担当者から厚い信頼を受けていて、
いくつかの企画を提供していました。
草刈清子さんという名物女性宣伝プロデューサーとの
二人三脚も功を奏していたようです。

草刈さんはマネージャーとしても才能を発揮し、
前田美波里他のタレントを育て上げました。
当時、日劇のミュージカルを制作していた私の仕事ぶりを見て、
松野さんに推薦してくれたようです。
ジョー山中、五十嵐麻利江コンビでの
「ハムレット」でもごいっしょし、すっかり意気投合。
麻雀やゴルフも良くやりましたが、
フェアプレイで楽しい方でした。

その松野さんが70歳を超えてから、
突然、昔好きだったタンゴのコンサートを始めたのです。
当初は多少苦戦していたようですが、
回数を重ねるうちにお客様が増えてきました。
タンゴの魅力を知っている年配の方たちが噂を聞いたのですね。
演奏者は逆に若手の実力あるミュージシャンが現れてきました。
今年に入っての盛会ぶりは大変なものです。松野さんから
「デュークエイセスのコンサートをやった達人の館に
ふさわしいものだと思うよ」と言われてみると
「そうかも知れない」と思ってしまいました。
おまけに、尊敬する菅原洋一さんも来てくれるし、
名古屋の名歌手なかにし陽子さんも参加してくれるというのです。
確かに達人の館が掲げるコンセプトにぴったりではありませんか。
京都という所とタンゴがどうかという一抹の不安はありますが、
これまで達人の館が企画した公演においでいただいた
お客様の期待を裏切らないことをお約束します。
どうぞ、チラシをごらんいただき春秋座にお出かけください。
                  (達人の館 代表 橘市郎)
  
         Argentine_tango_A4
                             

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