月1日は私の74回目の誕生日でした。
皮肉にもこの日に、集団的自衛権行使の閣議決定
が行われました。
自ら戦争をしない国、自ら武器を使わない国、
自ら人殺しをしない国として尊敬を集めていた国が、
普通の国になってしまう恐ろしくも残念な事態になろうとしています。
武力で平和が守られないことは歴史を見ても、現実を見ても明らかです。

沢山の尊い命を失い、原爆を投下された日本は、
憲法第条において不戦の誓いをしました。
それは、たとえアメリカに押し付けられたとしても、
その内容に異存のある人はいなかったと思います。
それほど戦争は残酷であり狂気でした。

人類が平和を勝ち取る最後の手段は、
条しかないと私は思います。
他国へ戦争を仕掛けることをしない国、
他国で軍事行動をしない国が存在することが、
かすかな光だったのです。

確かに第条を守ることは大変な勇気が要ります。
でも、その勇気こそが他国を安心させ、
尊敬の念まで勝ち得ていたのです。
戦争で亡くなる方がいなかったのも、
他国からテロを仕掛けられなかったのもそのお蔭です。
その日本こそが「人と人が殺しあうようなことはやめましょう」と提言し、
世界平和実現のため奔走すべきなのに、
自らその立場を放棄し、「普通の国になる」
というのはもったいないことです。

まさに「ブルータス、お前もか!」です。
武力で平和を実現しようとしても、必ず憎しみと恨みが残り、
悪循環によって永遠に殺し合いが続くのです。
他国を刺激し、反発を買うより、
尊敬されることの方が身を守れるのです。

ところで、安倍首相の暴走を止める方法はないものでしょうか。
数に任せた横暴をとめるには、
国会議員一人ひとりの良心に期待するしかありません。
党利党略や私利私欲に溺れず、
人間として「これはまずいよ」と思ったら、
党を離脱しても国民のために行動してくれる人の存在を信じたいと思います。

かつての後藤田正晴さんのような人、出て来てください。
たとえ党を除籍されたとしても、国民の心配を払拭してくれる人、
国と言わず人類の平和を願っている人は、
無所属でも国民の支持を受けます。
造反という言葉を恐れず正しい判断を期待したいと思います。
国会議員の中にもまだ侍はいるはずです。

プロデューサー 一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎