124日に、デュークエイセス結成60周年記念コンサートが無事終了しました。
500人弱のお客様がいらっしゃいましたが、
90パーセントのお客様が60歳以上という
正しくシニア向けの公演でした。
でも、ほとんどのお客様が懐かしい歌に体を揺らして
リズムを取っているんですね。
その姿は青春回帰を思わせました。

驚いたのは、アンケートの回収率の高さです。
「立川志の輔落語会」並みのアンケートの数でした。
お陰さまでどなたも、
「素晴らしかった」
「声量とハー モニーは昔と少しも変わらない」
「ベテランと若いメンバーがバランスよくまとまっていた」
「リーダーがとても80才とは思えない」
など好意的な感想ばかりでした。

「プログラムにメンバー個人の紹介も載せてほしかった」
「駐車場が無いのが残念」
「アンコール曲をもっ とたくさんやってほしかった」
くらいが辛口の感想で、
感動して涙をこぼされたお客様も大勢いらっしゃいました。

シニアのお客様がこんなに喜んでくださるとは、想定外でした。
想定外という言葉はここの所いい使われ方がされていませんが、
この想定外は私を励ましてくれました。
達人の館のコンセプトは間違っていなかった。
と自信を与えてくれたからです。

さらに、感動させられたことがひとつ。
当日精算でチケットを用意させていただいたお客様の中で、
二組がいらっ しゃらなかったのですが、
その一組のお客様が公演の翌日お電話をくださいました。
「今劇場に着いたんですが、公演は昨日だったんですね。
うっかりして日にちを間違えたようです。楽しみにしていたのに残念です。
でも、これはこちらの責任です。折角席を用意して下さったんですから、
チケット代はお支払いします。振込先を教えてください」
自らこういう連絡を入れてくださる客様がいらしたんです。
こちらも別の公演のご招待券をお送りしましたが、心温まりました。

 一般に、チケットを申し込まれる
シニアのお客様のしゃべり方が感じがいいのにも驚きます。
デュークエイセスのコンサートにお越しいただいたお客様、
本当に ありがとうございました。
10月には、菅原洋一さんと素晴らしいバンドを迎えて、
なつかしのタンゴを送りしたいと思っています。
どうぞお楽しみに。

今度は228日「江藤ゆう子昭和を歌うー昭和40年代編ー」がありますが、
14時からの回は完売しました。17時からの回も残り10数枚です。
お申し込みはお早めに。
                     達人の館 代表 橘市郎