「アルゼンチンタンゴ・コンサート」の
前売りが始まって2週間経ちました。
お陰さまで、階は後ろの列と
桟敷席を残して埋まってきました。
年配の方から、いい企画を実現してくれたと
言われて気を良くしている所です。

今日もこれからDMを出そうとしていましたが、
国会中継を見ているうちに、居ても立ってもいられなくなり
パソコンに向かっています。
今、日本を取り巻く状況が変わってきたと、
北朝鮮が弾道ミサイルの実験を繰り返していること、
中国が南シナ海の領海ぎりぎりの所で、
資源開発を始めようとしていることを、
自民党の議員が図と写真を示しながら伝えていました。
それはまるで、今にも戦争を仕掛けてくるような雰囲気のものでした。

危機感を煽り、だからこちらも武力で備えをする必要がある
と言うように受け取れました。
戦争が起こる前の典型的なパターンです。
お互いに相手を疑い、威嚇しあう。
どの国とも仲良くしていかなければならないのに徒党を組み、
敵国を作っていく。

武力を誇示してエスカレートしていくことが、
世界平和に繋がらないことは明白です。
一度武力に頼ってしまうとお互いに歯止めが利かなくなり、
まずいと思いつつも、
そこから抜け出せなくなって悩んでいるのが核保有国です。

日本だって武力で平和と安全を守ろうとすれば、
究極的には核を持つと言うこ とになりかねないのです。
唯一の被爆国であり、
原発事故被害で今も故郷に帰れない方たちのいる日本が、
決して辿ってはならない道です。

日本はいかなる場合も中立で、
戦争をしない国であることをアピールしていくことが
何よりも抑止力になるのです。
周囲の状況にあたふたとせず、
泰然自若として「武器よさらば」を訴える勇気を持ちたいものです。

それには、まず今回の法案を廃案にして、
どうしたら日本が戦争をしないですむのかをじっくり討論することです。
数を武器にして、違憲かもしれない法案を強引に通し、
言論統制さえしかねないやりかたで突き進むことは許せません。
「平和を希求し、自分からは決して戦争を仕掛けない国に
攻め込んでくるような国がいたら、この世は生きるに値しない」
と言っていた作家の山口瞳さん。
これこそ勇気ある抑止力ではないでしょうか。
(達人の館  代表  橘市郎)