8月15日(土)と16日(日) の2日間、
大阪藝術学舎で「戦後の昭和歌謡史」という
集中授業をやってきました。
合計10時間の授業でしたが、熱心な受講生のお陰で
気持ち良く終わらせることが出来ました。

20代から70代の幅広い受講生が、
九州から東北まで合わせて20名集まってくれました。
やや女性が多かったのですが、
それぞれに思い 出深い曲があるようで、
懐かしがったり、好きな曲が聴けなかったといって
残念がったりしていました。
年代順にその時代の出来事を写真で紹介し、
当時はやった曲を聴かせたのですが、
日劇ウエスタンカーニバルや
日劇さよなら公演の模様は映像で紹介しました。

戦災による焼け野原の中、
復興を目指して立ち上がる人々を励ましてくれた歌、
戦争で夫を亡くした女性がたくましく生きていく様を歌った曲、
テレビのない時代、心を慰めてくれたラジオ歌謡の数々。
確かに「歌は世につれ」だなと実感してくれたようでした。
経済成長を遂げる中で、三人娘や御三家が登場して来たり、
学生の中からフォークシンガーが
生まれてくる流れも掴んでくれたようでした。
それにしても、昭和39年の東京オリンピックを
ひとつの頂点として、その後歌謡曲の世界が
多様化していく様子を改めて知ることが出来たのは、
私にとっても収穫でした。

そして、好きな歌を自由に作り、
自由に歌えることが如何に幸せなことかを噛みしめました。
軍歌一筋だった時代が2度と来ないことを祈りたいものです。

この講座は、「江藤ゆう子 昭和を歌う」の
5回シリーズを構成したことが、大いに役立っています。
江藤ゆう子さんに感謝しないといけま せんね。

最終回の昭和60年代編は10月17日に
NAM HALLで行われますが、
今回は16時の回が完売、
13時の回は後10枚ほど残っています。
まだお申し込 みされていない方はお急ぎください。
季節的に最高な京都の10月中旬、
皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。

(達人の館 代表 橘市郎)