919日末明、遂に安保法案が通ってしまいました。
野党も反対する庶民も頑張りましたが、
結局数で押し切られました。
しばらく怒りと虚脱感で何も出来ない状態が続きましたが、
今はむしろこれからが大切だと思い直しています。

お年寄りから若い人まで、また男性も女性も、
正しく老若男女が真剣に平和について考え、
戦争に巻き込まれないためには、
どうしたらいいのかを模索しました。
そして、民主主義、立憲主義とは何なのかを学びました。

来年の参議院選挙で、ひとつの変化が起こるでしょう。
いや起こさなければいけません。
平和を愛し、日本の文化(学術・藝術・スポーツ・習慣)に
誇りを持ちたいと改めて思いました。
それは武力の対応で得られるものではありません。
憲法9条を大切にし、専守防衛以外に
武力行使をしないと永遠に誓うことです。

どこの国とも仲良くし、
ひとりひとりの人間同士がいたわり合うことです。
世界から戦争をなくすために、
貢献できる国でありたいと願うことです。
戦場に武器を送り込むのではなく、
食料や医薬品を送る方が
戦争や貧困を無くすことになると素直に考えることです。


現実に行われている武力で
平和を守ろうとする方法を肯定するのではなく、
日本にしか出来ない平
和への取り組みをアピールすることです。
今回の騒動で、今まで政治から一歩引いていた人たちが、
積極的に意見を言うようになりました。
これは明るい希望です。

さて、このブログでの自己主張も参議院選挙まではお休みし、
本来のプロデューサー業に専心したいと思います。
来週はいよいよ春秋座オペラの前売りが開始されます。
次回はこのことについて書くつもりです。

(達人の館  代表 橘市郎)