年明け早々、北朝鮮 が水爆実験をしたという
物騒なニュースが流れましたね。
映像があるわけでもなく、
それが水爆か原爆かもいろいろな推測が流れていて、
本当のところは分からない。
こんな時こそ、国のリーダーは冷静になる必要があります。
安部首相が真っ赤になって「断固許せない」と
怒っているのを見て、そう思いました。

「天に向かって唾を吐く」ような行いが許せないのは当たり前です。
ただ、それを感情的になって「売られた喧嘩は買う」
とばかりに意気込むのは危険です。
相手の挑発に乗って、思う壺に陥らないようにして欲しいものです。
偶発的な衝突の後でさえ、どう対処すべきかは重大な問題です。
今回は相手の意図を良く読んで対処することが大切でしょう。

さすがにどこの国の首脳も安部首相のように興奮していないのが救いでした。
むしろ、そんな実験をしたら自国民が放射能を浴びて危険であり、
本人にだって被害が及ぶことを教えるべきです。
「そんなことは承知でやっているさ」という方がいるかもしれませんが、
放射能の怖さを本当に知っているのは日本人だけなのです。
チェルノブイリの場合だって広大な国土ゆえに、
ロシアの人々はその怖さをあまり実感していないのではと思います。
報復の姿勢ではなく、核という物が如何に恐ろしく、
それを使うことが如何に愚かであるかを懸命に訴えることが必要です。
核保有国に負けない立場を確保するには、
核を保有するしかないという妄想と悪循環を断ち切るために、
安部首相は奔走して欲しいのです。

今回の実験を逆手にとって、
自分が推し進めようとしている法案を正当化することは止めていただきたい。
国の元首たるもの、興奮状態で事を進めず、
冷静に対応することを切にお願いしたいものです。

(達人の館 代表  橘市郎)