521(土)に開催される「江藤ゆう子 昭和を歌う―番外編―」は
お陰さまで補助席までいっぱいになり、当日券がない状態です。
チケットをお持ちでない方は
どうぞ無駄足を運ばれないようにお願い申し上げます。
たった60名のキャパとはいえ、満員というのはうれしいもので、
お客様にはいつも感謝しております。
特にこの公演はお客様の平均年齢が
70歳を越えており、一層ありがたさを感じます。

2年間に亘る6回シリーズで顔なじみの方も出来ました。
DMの宛名書き、電話申し込みの対応をしていると、
一人ひとりのお客様の顔が見えてくるんですね。
デパートではなく、町の商店街を目指してきた
「達人の館」としてはうれしい限りです。
時には500、800席のキャパでの公演もありましたが、
いらしていただけるお客様は共通でした。
この輪がだんだん広がっていくといいなあと思っております。

ところで、「達人の館」が誕生したのは2014521日でした。
別に意識したわけではないのに、
偶然、丸2週年の日が「江藤ゆう子 昭和を歌う」となったことに
不思議な巡り会わせを感じます。
この間、江藤さんは150曲を暗譜し、レパートリーとしました。
笹井順子さんはこの全曲を
ピアノ譜にアレンジして伴奏してくれました。
水野潤子さんは2回目から(1回目は鈴木愛悠さん)
ずっと手堅い語りをしてくれています。
1回こっきりで終わらず、6回シリーズだったことが
どれだけ絆を強くしたか分かりません。

お客様との関わりも同じことが言えると思います。
チラシのデザインを担当してくれた西村萌さんの存在、
照明、音響を一人でこなしてくれた
中元聡一郎さんの存在も忘れることが出来ません。
そして、春秋座時代から私を助けてくれている盟友、
西川真由実さんのフロント対応も
達人の館のイメージを作り出してくれました。
全ての人達が単なるビジネスとしてでなく、
温かい交流の場を盛り上げてくれた功績に感謝したいと思います。
それに何よりもお客様が
複数回訪れてくださったことに改めて御礼申し上げます。

1210日にはロームシアターのサウスホールで
「江藤ゆう子 昭和を歌う―総集編―」が開催されますが、
これはプランツ・コーポレーションの武部宏会長が
この企画に興味をもたれ、主催してくださいます。
多少、デパート寄りの公演ですが、
それはそれで一味違った公演をお楽しみください。

商店街的公演としましては、
723(土)「夏山美樹 京都初コンサート」が控えています。
すでにチケット発売が始まっていて、
映画音楽、スタンダードジャズの
お好きな方からのお問い合わせが絶えません。
どうぞお早めにお申し込みください。

              (達人の館  代表  橘市郎)

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