4月16日(日)は中山競馬場で行われた皐月賞を見てきました。
私にとって生きがいとも言うべきものが、オペラと競馬なので、
この二つは単なる趣味以上の存在なのです。
半分は仕事とダブっていて、
この二つと縁を切ッたら私は生きていけません。
などと屁理屈をつけて50年以上やってきました。
この二つは全く縁がないように見えて
実は共通点がたくさんあります。

例えば、どちらも豪華絢爛、壮大なスケールを持っています。
いうなれば貴族趣味と言っていいような贅沢さに満ち溢れています。
思うに貧困家庭に生まれて、貴族とは真逆な環境で育った者の
夢や憧れのような世界、それがオペラであり、
競馬だったのではないでしょうか?

70歳を超えるまでそんなことは考えたこともなかったのですが、
今、冷静に考えると「そうだったんだ」と納得してしまいます。
競馬もオペラも「人生の縮図」、
それも明解に単純化された要素を持っています。
それ故に、この二つからどれだけ教えられ鍛えられたか解りません。
一口にはいえないけれど、
私の人生の教師とも言うべき存在のような気がします。
人によっては「それを言うなら酒だってそうだぞ」とか
「男にとっては女性こそそういった存在だ」と
おっしゃる方もいるかと思いますが。

ところで、皐月賞は3連単が100円につき、
100万円以上もつく大穴でした。
この馬券をゲットした人の人生はどのようなものなのでしょうか?
私にはこのような馬券は一生取れないと思います。
馬券の買い方ひとつに、その人の生き方が見えてくるのが
また面白いですね。
実はこの24日に中央競馬会から発行されている
優駿』という雑誌に私のエッセイが載ります。
今年の春の天皇賞に寄せる思いも書きました。
興味のある方はぜひごらんください。
競馬に興味のない方もいらっしゃると思いますので、
次回は別のことを書きますね。

(達人の館 代表 橘市郎)