9月に春秋座で上演される歌劇『魔笛』の一般前売りが開始されました。
春秋座オペラは今回で8回目になりますが、
歌舞伎劇場の機構を活用した独特な演出で年々注目を集めてきています。
春秋座は3代目市川猿之助さんが初代芸術監督を務められましたが、
初めから歌舞伎とオペラの上演を想定して建てられています。
通常、歌舞伎劇場にオーケストラ・ピットは必要ないのに、
1.8メートルの深さを持つ本格的なピットが備えられています。
この発想は3代目市川猿之助さん(現2代目市川猿翁)が、
パリのシャトレー劇場で歌舞伎の様式を生かしたオペラ『金鶏』を演出して、
大成功を収めたことから生まれました。
私が猿翁さんに声を掛けていただいたのも
オペラ好きだったからだと思っています。
本当は春秋座でオペラの演出をぜひやって欲しかった。
中でも一番やって欲しかったのが『魔笛』です。
荒唐無稽な話ではありますが、猿翁さんなら、
大スペククトラルなオペラにしてくれたと思っています。
今回は三浦安浩さんの演出ですが三浦さんは『椿姫』『カルメン』と過去2回、
春秋座の機構を上手く生かして演出をしてくれたので楽しみです。
指揮の大勝秀也さんは春秋座初登場ですが、
私が信頼している公演監督の松山郁雄さんが
太鼓判を押している方なので安心です。
出演は春秋座最多出演を誇る片桐直樹さんをはじめとする実力者ぞろい、
ベテランとオーデイション組が競い合う舞台は火花が散ることでしょう。
さて、この『魔笛』で初日の<夜の女王>を努めてくれるのが川越塔子さんです。
川越さんはこれまで春秋座で、『夕鶴』のつう、『ラ・ボエーム』のミミ、
『蝶々夫人』の蝶々さん、『椿姫』のヴィオレッタ、
『セヴィリアの理髪師』のロジーナんと5役のヒロインを演じ分けてくれました。
今年はなんとコロラテューラ・ソプラノの大役を演じてくれます。
その川越塔子さんが今度の日曜日、6月4日に
青山音楽記念館でリサイタルを開催いたします。
15時の開演ですが、全編オペラ・アリアという豪華なプログラムです。
当日券もご用意していますので、ぜひお出かけください。
達人の館が自信をもってお届けする「川越え子リサイタル」。
どうぞお見逃しなく!
春秋座オペラは今回で8回目になりますが、
歌舞伎劇場の機構を活用した独特な演出で年々注目を集めてきています。
春秋座は3代目市川猿之助さんが初代芸術監督を務められましたが、
初めから歌舞伎とオペラの上演を想定して建てられています。
通常、歌舞伎劇場にオーケストラ・ピットは必要ないのに、
1.8メートルの深さを持つ本格的なピットが備えられています。
この発想は3代目市川猿之助さん(現2代目市川猿翁)が、
パリのシャトレー劇場で歌舞伎の様式を生かしたオペラ『金鶏』を演出して、
大成功を収めたことから生まれました。
私が猿翁さんに声を掛けていただいたのも
オペラ好きだったからだと思っています。
本当は春秋座でオペラの演出をぜひやって欲しかった。
中でも一番やって欲しかったのが『魔笛』です。
荒唐無稽な話ではありますが、猿翁さんなら、
大スペククトラルなオペラにしてくれたと思っています。
今回は三浦安浩さんの演出ですが三浦さんは『椿姫』『カルメン』と過去2回、
春秋座の機構を上手く生かして演出をしてくれたので楽しみです。
指揮の大勝秀也さんは春秋座初登場ですが、
私が信頼している公演監督の松山郁雄さんが
太鼓判を押している方なので安心です。
出演は春秋座最多出演を誇る片桐直樹さんをはじめとする実力者ぞろい、
ベテランとオーデイション組が競い合う舞台は火花が散ることでしょう。
さて、この『魔笛』で初日の<夜の女王>を努めてくれるのが川越塔子さんです。
川越さんはこれまで春秋座で、『夕鶴』のつう、『ラ・ボエーム』のミミ、
『蝶々夫人』の蝶々さん、『椿姫』のヴィオレッタ、
『セヴィリアの理髪師』のロジーナんと5役のヒロインを演じ分けてくれました。
今年はなんとコロラテューラ・ソプラノの大役を演じてくれます。
その川越塔子さんが今度の日曜日、6月4日に
青山音楽記念館でリサイタルを開催いたします。
15時の開演ですが、全編オペラ・アリアという豪華なプログラムです。
当日券もご用意していますので、ぜひお出かけください。
達人の館が自信をもってお届けする「川越え子リサイタル」。
どうぞお見逃しなく!
(達人の館 代表 橘市郎)