9月23日、24日と春秋座で行われる歌劇「魔笛」のチケットが
昨年の「カルメン」をしのぐ勢いで売れています。
春秋座オペラが8年目を迎えて
やっと知られてきたということもあるでしょうし、
モーツァルトが最後に作曲した名作オペラということもあるでしょう。
いずれにしてもこんなうれしいことはありません。
関係スタッフやキャストの献身的な協力、大学の理解、
そして何度も訪れてくださったお客様のお陰と感謝しております。
私にとっても「魔笛」は大変思い入れのある作品です。
中学2年生の時、タリアビーニという
テノール歌手のリサイタルを聴いて以来、
すっかりオペラの魅力に取り付かれた私は
高校1年の時、オペラ部を立ち上げました。
小谷野喬さんという当時東大生で、
やはりオペラ好きの先輩の後押しや
音楽の新島弘先生のご理解のお陰です。
所属していたバレー部の部員や
中学時代一緒に活動していた音楽部の仲間を強引に引っ張り込み
「フィガロの結婚」を音楽教室で試演しました。
すると、読売新聞がシリーズで掲載していた
「学園は花ざかり」に大きく取り上げてくれたのです。
勢いに乗って2年生の時には、講堂の役目をしていた育鳳館で
オーケストラ部の協力を得てオペラを上演しました。
その時の作品が「魔笛」でした。
もちろん、学園祭の中での公演ですから、
お金が無く衣装はそれぞれ工夫して自前、
セットはバレー部員が協力して作ってくれました。
でも、藤田宙靖さん(後の最高裁判所判事)の演じた
パパゲーノなどは絶品で会場を沸かせました。
ちなみに私は恐れ多くも王子タミーノをやらせていただきましたが、
若気の至りとしか言いようがありません。
でも「趣味が高じて何とやら」と現在に至るのですから不思議ですね。
今回、当時オペラを一緒にやっていた人たちに、ご案内したところ、
何と現在でも5人の方が東京や仙台から駆けつけてくれます。
口伝えでまだ増えるかもしれません。
友達って本当にありがたいものです。
考えてみると猿翁とのご縁をいただいたのも、
モーツァルトの「イドメネオ」でした。
私はモーツァルトにも感謝しなければいけませんね。
昨年の「カルメン」をしのぐ勢いで売れています。
春秋座オペラが8年目を迎えて
やっと知られてきたということもあるでしょうし、
モーツァルトが最後に作曲した名作オペラということもあるでしょう。
いずれにしてもこんなうれしいことはありません。
関係スタッフやキャストの献身的な協力、大学の理解、
そして何度も訪れてくださったお客様のお陰と感謝しております。
私にとっても「魔笛」は大変思い入れのある作品です。
中学2年生の時、タリアビーニという
テノール歌手のリサイタルを聴いて以来、
すっかりオペラの魅力に取り付かれた私は
高校1年の時、オペラ部を立ち上げました。
小谷野喬さんという当時東大生で、
やはりオペラ好きの先輩の後押しや
音楽の新島弘先生のご理解のお陰です。
所属していたバレー部の部員や
中学時代一緒に活動していた音楽部の仲間を強引に引っ張り込み
「フィガロの結婚」を音楽教室で試演しました。
すると、読売新聞がシリーズで掲載していた
「学園は花ざかり」に大きく取り上げてくれたのです。
勢いに乗って2年生の時には、講堂の役目をしていた育鳳館で
オーケストラ部の協力を得てオペラを上演しました。
その時の作品が「魔笛」でした。
もちろん、学園祭の中での公演ですから、
お金が無く衣装はそれぞれ工夫して自前、
セットはバレー部員が協力して作ってくれました。
でも、藤田宙靖さん(後の最高裁判所判事)の演じた
パパゲーノなどは絶品で会場を沸かせました。
ちなみに私は恐れ多くも王子タミーノをやらせていただきましたが、
若気の至りとしか言いようがありません。
でも「趣味が高じて何とやら」と現在に至るのですから不思議ですね。
今回、当時オペラを一緒にやっていた人たちに、ご案内したところ、
何と現在でも5人の方が東京や仙台から駆けつけてくれます。
口伝えでまだ増えるかもしれません。
友達って本当にありがたいものです。
考えてみると猿翁とのご縁をいただいたのも、
モーツァルトの「イドメネオ」でした。
私はモーツァルトにも感謝しなければいけませんね。
(達人の館 代表 橘市郎)