7月24、25日と国会で「加計学園」の獣医学部新設問題について、
閉会中審査が行われました。
24日が衆院で25日が参院で行われたわけですが、
24日はほぼ全中継を見ていました。
これも大学を退任し、自宅に事務所を構えたお陰です。
思っていたとおり新しい展開はほとんどありませんでした。
野党の議員がいくら質問しても肝心なところになると
答える側は「記憶に無い」、「資料が残っていない」の一点張り。
24日に「加計学園の申請をいつ知ったか?」という質問に対し
首相が「1月20日」と答えたことについて矛盾を追及されました。

これまでの流れを見ていて、ほとんどの人は見当がついたと思います。
「奢れる者は久しからず」、「嘘が嘘を産む」
こうした言葉が真実であることを実感させてくれた2日間でした。
恐らく安倍首相が信頼を回復し、安倍1強が続くことは、もう無理でしょう。
といって民進党が政権を奪回することも考えにくいですよね。
次なるリーダーが誰になるのか、そしてその政策はどう変わるのか。
正しく混沌とした時代がやってきそうです。

世界情勢だって不安定そのもの。
こんな時こそ人類はどう行動するべきか?
などと正論を堂々と述べる偉人が出現して欲しいものです。
一人ひとりは、宮沢賢治のように隣人を愛し、
誠実に生きようと努力するしかないですものね。
「日本人は親切だ」、「日本人は正直だ」、「日本人は辛抱強い」、
「日本人は平和が好きだ」などと言われるように努力することが、
われわれ庶民には大切なのでしょうね。
今日は少し堅いブログですみません。

(達人の館 代表 橘市郎)