今週末から28日まで東京に参ります。
有馬記念、恒例の忘年会、お墓参り、家族会、
NHK
の取材などぎっしりのスケジュールです。

帰って来てからというと正しく年末なので、
今年のブログは今回を最終回とさせていただきます。
今年は13年間お世話になった京都造形芸術大学退任に伴い、
独立、引越しという節目の年になりました。
年齢的にも月で77歳となり、好むと好まざるとに関わりなく
改めて自分の年を自覚させられました。
80歳まで年しかないという感覚は、
正直言ってかなりショックです。

「一生現役」と謳いながら痛々しく思われていないかなど
弱気になったこともありました。
でも幸い健康を維持しているので公約どおり
来年も頑張りたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

そんな訳で今年は、余り実績が上げられなかった様に思います。
でも、いくつか思い出に残る出来事がありました。
3月に東京で行った「ショービジネスの殿堂ー日劇」という
トークショーでは、久しぶりに
真島茂樹さんと話が出来て楽しかったです。
4月には日本中央競馬会の機関紙「優駿」に
エッセイを書かせていただきました。
6月にはソプラノの川越塔子さんに京都で
2回目になるオペラリ・サイタルをやっていただきました。
9月には春秋座オペラの公演プロデューサーを努めさせていただき、
モーツァルトの「魔笛」を上演いたしました。
10月には「美しい日本語で気持ちを伝える」という講座を
京都と東京でやらせていただきました。
年間を通じては「ヴェルディ・サロン・ライヴ」を企画制作、
数多くの才能あるアーチストと出会うことが出来ました。

来年は、すでに1月、2月、3月と連続してコンサートが入っています。
1月には「歌舞伎とオペラ」という、通信学部の講座があり、
秋には春秋座オペラ「蝶々夫人」の公演プロデューサーも担当いたします。
ヴェルディ・サロン・ライヴも益々素晴らしいアーチストが登場してくれます。
出来ることは何でも挑戦したいと思っておりますので、
来年もどうぞお引き立てのほどをよろしくお願い致します。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください!

(一般社団法人 達人の舘 代表 橘市郎)