1月22日、23日は元宝塚の上原まりさん
広報のため京都に来てくれました。
所属する事務所の社長である松野正義さんと一緒に、
京都新聞(22日)、KBS京都(23日)と回りましたが、
新聞の取材記事は多分月に入ってからになると思われますので、
今日はテレビ出演の際に盛り上がったことをご報告したいと思います。

上原さんに出演してもらった番組は
マッハ文朱さんがメイン・キャスターを勤める
おやかまっさん」でした。
分間筑前琵琶で「平家物語」の聴き所を生演奏した後、
インタビューを6分間程受けるというものでした。
着物を着て、琵琶持参の出演はかなりハードでしたが、
まりさんは快く引き受けてくれたのです。

楽屋に着くとリハーサル中にも拘らずマッハさんが挨拶に見えました。
お嬢さんが宝塚に在籍していることから
大先輩に当たるまりさんに敬意を示してくれたのでしょう。
お互いに挨拶を交わした時、
マッハさんが社長の松野さんを見て「あっ!」と声を上げました。
松野さんは80歳を超えた私の先輩ですが、
かつて赤坂にあったクリスタル・ルームや
コルドン・ブルーでショーを企画していました。
その時マッハさんもヶ月出演していたと言うことでした。
もう30年も前のことをマッハさんはちゃんと覚えていたのです。
松野さんも勿論覚えていたのでしょうが、
あえて事前には伝えていなかったようです。

私もマッハさんが日劇に出演した時のことは覚えていますが、
別のプロデューサーの担当だったので敢えて伝えていませんでした。
でも、急に昔話になって「そうだったんですか!」と盛り上がりました。
まりさんも、「マッハさんが芸能界デビューした時から、
宝塚の男役にぴったりと思っていました」
などと言ったものですから、雰囲気はいっぺんに友好ムード。
本番がうまくいったのもこういう前段のお陰もあったと思います。
芸能界のこういう繋がりも悪くないですね。

今回、番組出演の機会を与えてくださった
KBS京都のみなさまに感謝したいと思います。



今週の27日(土)、28日(日)は
京都造形芸術大学 通信教育部の授業が控えています。
ほぼ丸1日がつぶれるハードな集中授業ですが
「オペラと歌舞伎」をテーマに、春秋座の見学もある、
楽しい授業をしたいと考えています。

大阪芸術学舎では違うテーマで何回かやってきましたが、
京都でやるのは初めてです。
定員いっぱいの40名の方が参加してくださるので
頑張らねばと気合を入れています。
またブログで報告させていただきたいと思っています。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)