オリンピックが終わり、文字通り「祭りの後」の寂しさを感じています。
でも、何時までも感傷に浸っているわけにはいきません。
3月16(金)には「上原まり 筑前琵琶で平家物語を語る」が控えています。
13時と17時の2回公演ですが、内容が違いますので、
お時間のある方はぜひ両公演をお楽しみください
内容につきましては前回のブログにチラシが載っていますので、
ご参照いただければと思います

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さて、今回は二つ朗報がございます。
ひとつはヴェルディ・サロン・ライヴですっかりお馴染みになった
テノールの井藤航太さんが、11月に行われる
春秋座オペラ「蝶々夫人」のオーディションで
見事、ピンカートン役に選ばれました。
この公演ではイタリアから素晴らしいテノールを
名招聘することになっていますので、
回公演を井藤さんと日替わりで競演することになります。
井藤さんの魅力に毎回酔いしれてくれているお客様、
ぜひ応援してあげてください。

井藤さんがこれをきっかけにして、一流のテノールとして
認められることを切に願っています。

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もうひとつは、一昨年イタリアから来日して
春秋座オペラのカルメンを演じてくれた
藤井泰子さんが3月5日(月)のテレビ東京で紹介されます。
番組名や時間など、はっきりしたことは分からないのですが、
藤井さんがイタリアで奮闘している姿を追いかけたドキュメンタリーのようです。

藤井さんはその後もイタリアで、レギュラー番組に出演したり、
ミュージカルの主役を演じたりしていらっしゃいますが、
今年の春秋座オペラ「蝶々夫人」の主役も川越塔子さんと
ダブル・キャストで演じてくれることになりました。
イタリア文化会館―大阪との協力も実現しそうですし、
今年の春秋座オペラは何かと話題満載の公演になりそうです。
どうぞお楽しみに!

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)