1110日(土)は春秋座で開催された
「一路真輝&京フィル シャイニングコンサートIN春秋座」に行って来ました。
前から私が一路真輝さんを高く評価しているのを知っている
プロデューサーの館野さんが招待してくれたのです。
チケットセンターの関野さんも良い席を用意してくれたので、
感激して行って来ました。
我々スタッフは、一般のお客様には売っていない
鳥屋口横の席で見ることが多いので貴重な体験なのです。

一路真輝さんは歌はもちろん、トークも無駄がなく、
相変わらずエンターティナーとして
申し分のないステージを披露してくれました。
宝塚の元男役のイメージでなく、
一人の女性歌手として聴くことができたのは貴重でした。
うれしかったのは、この日の指揮者が春秋座オペラで
「カルメン」や「ラ・ボエーム」を指揮してくれた
牧村邦彦さんだったことです。

うかつにも牧村さんが出演していることに気付かなかったのです。
牧村さんはインテンポではなく、波打つように指揮され、
オーケストラを歌わせていました。
やはりオペラを振りなれているクラシックの指揮者ですね。
的確な解説も分かりやすく、軽妙で感心しました。

終演後、楽屋に行き再会を果たしたのですが、
私がやせた原因も説明出来て良かったと思います。
これからも、こういう方たちが一路真輝さんのような
ポップス界の歌手とも、どんどん交流され、お
互いを高めていくことが望ましいと思いました。
ジャンルにこだわらず、良いものは良いというおおらかさが必要なのです。
今日も気分は最高でした。

 * 

今月18日(日)から、カフェ・ヴェルディでのライヴが再開されます。
出演は初登場のソプラノ歌手・木村美穂さんと小川紗奈さん。
お二人は共にプリマドンナ小濱妙美さんに師事された有望なソプラノです。
ピアノ伴奏は石澤久美子さん。
これからの活躍が約束されているフレッシュな演奏は楽しみです。
どうぞ、おいしいコーヒーをいただきながら、秋の一夜をお過ごしください。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)