11月25日はヴェルディ・サロン・ライヴの本番があり、
フルートの松村裕絵さん、ピアノの中村友美さん、
パーカションのtanayanさんが出演してくださいました。
めずらしい取り合わせでどうなるものかと思っていましたが、
想像を超える成果で感動しました。

まず松村さんの対応力にびっくりで、
クラシック畑の人でありながら リズムにしても
曲調にしても全く硬さがなかったのです。
ピアノの中村さんにしても、むしろポプラー音楽を楽しんでいる様に見えました。
お二人は音楽を文字通り「音を楽しむ」ものと思っているようでした。
一方のtanayanさんは遠慮がちに、クラシック畑のお二人を立て、
ご自分を主張しているように見えました。

私はこのジョイントがちょうどいい形で、
新しい音楽を作り出していることに満足していました。
良くクラシックとポピュラーと言ういい方をしますが、
これからの音楽はそういうジャンルのこだわりを越えて、
「いい物はいい」と言う感覚で聴きたいものだと思いました。  

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11月29日は朝から東京に行きます。
これは株式会社パトスという人材教育と 派遣をしている会社の
創立30周年をお祝いするためです。
パトスの社長の壱岐空美子さんは
日産ミスフェアレディーの出身で教え子の一人でした。
永い年月が経っているにも拘らず、私を招待してくれました。
もちろん仕事の上でずっと縁もありましたが、
何かとこちらの方がお世話になっているのにも拘わらず、ありがたいことです。
壱岐さんのきめ細かい思いやりが事業の成功に繋がっていると思います。

一口に30年社長を続けられる事は容易なことではありません。
ましてや小さな会社からここまで発展されたのは
人徳のお陰だと思っています。
これからも益々会社の存在が知られ、
発展されることを祈りつつ駆けつけるつもりです。

(一般社団法人 達人の館 代表 橘市郎)