作曲家の尾上和彦さんからご招待いただき、
8月1日に尼崎にある、
あましんアルカイックホール・オクトに行って来ました。
初めての会場でしたが大ホールはオペラホールで有名なところなので
一度は訪れたいと思っていました。
我が家からは2時間かかりましたが、
都市計画がしっかりされていて素晴らしいところだと感心しました。
このコンサートは昨年、大阪でも行われましたが
今回はマリンバの岡村彩実さんが加わり、
指揮も粟辻聡さんが尾上さんから引き継ぐなどしていました。
尾上和彦さんが原爆投下の悲劇を鎮魂歌として作曲したこの作品は、
いつまでも忘れてはならない反戦歌です。
今またきな臭くなってきた世界に送る貴重なメッセージと思います。
児童合唱団、有志の方の合唱団、ソリストの皆さん全てが
力を合わせて歌っている姿に心打たれました。
願わくば歌詞がもっとはっきりと聴き取れたら良かったのにと思いました。
それにしても尾上和彦さんのヴァイタリティーにはいつも驚かされます。
私と同じように病と闘いつつ不屈の精神力で
活動を続けている姿に感動を覚えずにはいられません。
お互いにこれからも頑張りましょう!
力づけられた1日、ありがとうございました。
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春秋座の井出亮さんから依頼があり、
この来月9月21日に開催されるガラコンサートにちなみ、
春秋座オペラをふり返る原稿を書きました。
多分、近じか劇場のネットに掲載されると思います。
私自身、原稿を書いていて、
これほど大勢の方が関わっていただいたんだと改めて驚きました。
スタッフ、キャストともに錚々たる方たちが協力してくれているんですね。
私は記録を見ながら感謝しないではいられませんでした。
よく「10年一昔」といいますが我ながら、
この10年の積み重ねは貴重だと思っています。
よろしかったらぜひこのふり返りをお読み下さい。
文字数の制限をいただいたので多少端折っていますが
流れだけはお分かりいただけると思います。
そして9月21日、ステージでも
この流れがお分かりいただけますので春秋座にお出かけ下さい。
関係者一同お待ちしています。
(音楽・演劇プロデューサー 橘市郎)