1月18日、山口県から訪れてくれた
松浦茂さんと一緒に京都競馬場に行って来ました。
キタサンブラックが春の天皇賞で優勝した日以来ですから
久しぶりの呉越同舟です。
私は遠足に行く子供のようにはしゃいでいたようです。
競馬場に着いたのは開門直後でほとんど観客がいない状態でした。
改めて広い開放的な空間の中で呼吸している幸せな自分を実感していました。
モヤで正面の山並みは霞んでいましたが、
真上には青い空と白い雲が広がった絶好な競馬日和。
馬券はどうでもいい気分で幸せ一杯でした。
毎レース単複500円ずつ買って楽しむファンは
競馬会にとってはどうなんだろう?
などと余計な心配をしたのも初めての体験でした。

松浦さんも決して大金をつぎ込むギャンブラーではなく、
レースを楽しみ、馬を応援する人なので、何時も清々しいのが素敵でした。
でも、さすがに元気で毎レースパドックに行き、
指定席を取っていてもゴール近くの席で観戦する
バイタリティーはさすがでした。
私は彼の思うような動きに付いて行くのが
リハビリにもなると思って懸命でしたが、
速度を加減したり、
先にたってドアの開け閉めをしてくれたりする気使いに感心しきりでした。
投票券購入と払い戻しが同じ機械で出来るシステムや、
お金や投票券を入れる口が良く分からない新型の機械に
何度となく手こずっている私を助けてくれた松浦さん。
ありがとうございました。

あっという間に最終レースを迎えた時、
私はほとんど現金が減っていないのに気がつきました。
もちろん財布が膨らむなんてこともありませんが、
食事をし、これからお茶をするには十分です。
松浦さんも最終レースを当てて少しプラスされたようでした。
こんなに楽しませていただいてトントンで終われるなんて!
余りに楽しかったので、
私は自分が闘病生活をしていることをすっかり忘れていました。

淀駅で反対方向に向かう二人は別れることにしましたが、
今度は3月に大相撲を観戦することになっています。
元気を付けてくれる松浦さんに感謝です。
私を励ましてくれる方が
他にも沢山いらっしゃるのを感謝するとともに、
一生懸命生きていかなければいけないと改めて思いました。

娘たちに教えてもらって気が付きましたが
何と松浦さんが我が家に泊まってくれた日は
私たち夫婦の結婚記念日でもあったのです。
生きていて良かったそう実感した2日間でした。

(音楽・演劇プロデューサー   橘市郎)