達人の館

   本物の芸をじっくりと味う、大人のためのコンサートを企画します

2014年10月

京都造形芸術大学の創立者である元理事長徳山詳直先生が
1020日に亡くなられました。

風邪をこじらせて今年の卒業式や入学式に出られなかったのですが、
新年早々には「病院から抜け出してきました」と元気にご挨拶されていたので、
まさかと言う感じで、すぐには信じられませんでした。80歳になられた時も
「もういい加減に引退しろと言う人もいるかもしれないけれど、
まだまだ働かせてください。私は血の最後の一滴まで戦い抜きます」
と、世の中が戦争や不条理に満ちていることを嘆かれ、
また藝術こそが21世紀を救うという持論を力強く述べていらっしゃいました。
また、核こそ現代の悪魔であると福島の事故が起こる以前から
核廃絶を訴え続けていられたことも忘れられません。

常に正論を堂々と語られていた先生は、
教職員からも学生からも尊敬され、また愛されていました。
4月の給料と賞与は直接手渡され、
一人ひとりの労をねぎらい握手をされるのが慣わしでした。
教職員が学生のことを悪く言おうものなら大変だったことでしょう。
「大学は学生のためにあり、教職員は学生がいるから存在できる。
何事も学生第1に考えてほしい」
と常におっしゃっていたからです。
本当に素晴らしい教育者でした。
かと思うと砕けた話をしてみんなをリラックスさせてくれたりもしました。

大学内に日本初の歌舞伎劇場「春秋座」を建ててくれたのも
詳直先生の英断でした。
市川猿翁(3代目猿之助)と意気投合して建ててしまった
と言った方が正しいかもしれません。
熱烈な恋愛の末に生まれてきた子供のように、
春秋座は今すくすくと成長しています。
スケールの大きいお二人がいなかったら、
この時代に歌舞伎劇場など生まれなかったでしょう。
私が京都に来られたのも元をただせばお二人のお陰なのです。

私がふと先生に
「理事長の生い立ちを映画化したら面白いと思いますよ。
この波乱万丈の人生は映画でないと描けません。
でも、この大学には映画監督もいるし、脚本家も美術デザイナーもいます。
みんなが協力すればそんなに難しいこととは思いません。
理事長の役は香川照之さんがぴったりだと思います」と漏らした言葉。
映画界のことは良く分らないからこそ出た思い付きだったのですが、
先生は香川さんを直接口説き
「その時はぜひやらせていただきます」
と言わせてしまったのです。
香川さんの外交辞令かもしれませんが、
私にはこの話がいつか実現すると思えてなりません。
本当は詳直先生がお元気なうちに実現すれば良かったのですが、
これからだっていいじゃないですか。
映画化が実現した時には先生の生き様に多くの人が感動すると信じています。
詳直先生、いろいろとやりがいのある仕事を与えてくださり
ありがとうございました。
ゆっくりお休みになることがなかったと思われる先生。
どうぞ、今は安らかにお眠りください。                    橘市郎

 


すでにお知らせしている
「デュークエイセス結成60週記念コンサート」の
前売りが本日より開始されました。
昨日、春秋座友の会先行発売があったのですが
思った以上に出だしがいいようです。
やはり京都でのコンサートが久々ということもあるようですね。
     DukeAces_A4
それに、たまたま本日デュークエイセスの新しいCDが発売になりました。
近々新聞の取材やテレビ出演が多くなってきますので、
話題も豊富になりそうです。
詳細をごらんの上、お早めにお申し込みください。
     
     DukeAces_A4ura
(画像をクリックすると大きくなります)


       ☆    ☆    ☆

また、この25日に開催される、
達人シリーズ②「江藤ゆう子昭和を歌うー昭和30年代編ー」
14時、17時の回とも完売になりました。

次回の昭和40年代編は228日に同じ会場で、
14
時、17時の2回公演行われます。

こちらの方もこの25日にチケットの発売が開始されます。

本日ご紹介するのは、ベースの槙野義孝さんです。

槇野 義孝(ベース
makino
1936.2.24生 魚座・A型・新潟県出身
愛称/トノサン
仕事にも用心深い慎重さ、物忘れをしない冷静さ、
マイペースを貫く個性派。
普段はよく喋るがステージでは無口、
熱演後も汗をかかない爬虫類的体質など、
多くの不思議を発見できる。
趣味は万年筆、コーラスレコード収集。
車と外国映画の知識は解説者クラス。書道の達人。
激辛に強くすべてにタバスコをふりかけて食べる。
ウーロン茶で夜明けまでもり上がれる。


【コンサートのお知らせ】
結成60周年記念コンサート 
デュークエイセス日本の叙情を歌う


2015年1月24日(土) 京都芸術劇場春秋座 
詳しくはこちらを

10月7日、まだ本番まで20日近くありますが
「江藤ゆう子 昭和を歌うー昭和30年代編ー」の通し稽古が行われました。
進行台本が出来ていて、江藤さんも完全に暗譜しているからこそ可能な稽古でした。
語りの水野潤子さんもほぼ台本を見ず語ってくれました。

稽古終了後、NAM HALL中元さんのご好意で、
出来たての記録DVDを控え室で見ました。
DSC_0676
江藤さんは前回以後、ボイストレーニングを受けるため2度も上京しましたが、
その成果が出て、声にいっそう磨きがかかりました。
江藤さんのこのやる気が素晴らしいですね。
笹井さんのピアノはもちろん彼女の編曲力も非凡なものがあります。
  江藤ゆう子事前リハーサル

24日に本番さながらのゲネプロを行い、25日の本番を迎えます。
お客様の入りも、14時の回は完売、17時の回も残りのチケット8枚となりました。
 

本日はセカンド・テナーの吉田一彦さんをご紹介いたします。

吉田 一彦(セカンド・テナー)
yosida
1936.1.25生 水がめ座・O型・大阪府出身
愛称/カイチョー

あたりのやわらかさが身上で、人を傷つけない気配りも又よし、

几帳面かつ豊かな感性の持主、優しい反面、時として

活火山的男っ気を見せる熱血漢でもある。趣味は多彩で、

ゴルフ、スキー、卓球、油絵、日曜大工と好奇心は旺盛。

甘いものが大好物。胃酸過多症。



【コンサートのお知らせ】
結成60周年記念コンサート 
デュークエイセス日本の叙情を歌う


2015年1月24日(土) 京都芸術劇場春秋座 
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