今日も国会で審議されている集団的自衛権行使について
私なりに意見を述べさせていただきたいと思います。
「今このように世界情勢が緊迫している以上、国民の安全と命を守るために…」
と首相はおっしゃいますが
自衛隊が紛争中に機雷を撤去しに行ったり、
後方支援という名目で武器、弾薬を送り込むことが、
本当に平和に繋がるのでしょうか?
現状がこうだから、ことと次第では日本もいっしょになって
戦争のできる国になるというのが積極的平和主義なのでしょうか?
「こうしたいと宣言した後に、国民の圧倒的支持を受けたので、
法案成立を進めている。それが民主主義というものでしょう」
という論理も気になります。
第2次世界大戦の直前、日本は国を挙げて戦争に向かっていました。
ごく少数の人がマークされながら異論を唱えましたが、
結果はご覧のとおりです。
戦争は一度始まってしまったら、ルールも道理もありません。
不信と憎しみが渦となって、人々を狂気に導きます。
核が拡散している現代において第3次世界大戦が始まったら
勝ちも負けもない、人類は破滅します。
本当に平和を希求するなら、
如何に戦争が起こらないようにするかを考えなくてはいけません。
アメリカもロシアも中国も世界中が悩んでいます。
抑止力を高めるためにお互いに軍事力拡張をしなければならない現実。
さらに軍事同盟を形成すると同時に仮想敵国を作る。
これは第2次世界大戦前夜に見られた現象です。
あの時は日本で開催されることになっていたオリンピックも中止になりました。
お互いを牽制しながらどんどんきな臭くなっていくのが危険なのです。
悲惨な体験をしたから、もう2度と戦争はしたくない。
そのためには憲法第9条が必要だったのです。
これはアメリカに作らされたという人もいます。
だったら余計アメリカには第9条が印籠となります。
「あなたたちと一緒に作った憲法があるために、
私たちは専守防衛以外に軍事力は使えません」と
主張できるではありませんか。
日本は、自分からは決して攻撃しないという信用を得ること、
日本は常に中立で心のそこから平和を願っていると
尊敬されることが最大の防御なのです。
自衛隊のかたが1人でも殺されたら、
自衛隊のかたが1人でも人を殺すようなことがあったら、
事態は予測できません。
とにかく戦争に巻き込まれないこと。
憲法9条という伝家の宝刀を使って、
人間同士が殺しあうことの愚を世界にアピールすること。
私はそれを願っています。
人間同士が仲良くするために決して欠かせないのは、
相手の立場になって物事が考えられること、
相手が嫌がることを敢えてしないということです。
お互いに信頼しあうことが積極的平和主義だと私は思います。
それを堂々と実現してくれる政治家の登場を願わずにはいられません。
私なりに意見を述べさせていただきたいと思います。
「今このように世界情勢が緊迫している以上、国民の安全と命を守るために…」
と首相はおっしゃいますが
自衛隊が紛争中に機雷を撤去しに行ったり、
後方支援という名目で武器、弾薬を送り込むことが、
本当に平和に繋がるのでしょうか?
現状がこうだから、ことと次第では日本もいっしょになって
戦争のできる国になるというのが積極的平和主義なのでしょうか?
「こうしたいと宣言した後に、国民の圧倒的支持を受けたので、
法案成立を進めている。それが民主主義というものでしょう」
という論理も気になります。
第2次世界大戦の直前、日本は国を挙げて戦争に向かっていました。
ごく少数の人がマークされながら異論を唱えましたが、
結果はご覧のとおりです。
戦争は一度始まってしまったら、ルールも道理もありません。
不信と憎しみが渦となって、人々を狂気に導きます。
核が拡散している現代において第3次世界大戦が始まったら
勝ちも負けもない、人類は破滅します。
本当に平和を希求するなら、
如何に戦争が起こらないようにするかを考えなくてはいけません。
アメリカもロシアも中国も世界中が悩んでいます。
抑止力を高めるためにお互いに軍事力拡張をしなければならない現実。
さらに軍事同盟を形成すると同時に仮想敵国を作る。
これは第2次世界大戦前夜に見られた現象です。
あの時は日本で開催されることになっていたオリンピックも中止になりました。
お互いを牽制しながらどんどんきな臭くなっていくのが危険なのです。
悲惨な体験をしたから、もう2度と戦争はしたくない。
そのためには憲法第9条が必要だったのです。
これはアメリカに作らされたという人もいます。
だったら余計アメリカには第9条が印籠となります。
「あなたたちと一緒に作った憲法があるために、
私たちは専守防衛以外に軍事力は使えません」と
主張できるではありませんか。
日本は、自分からは決して攻撃しないという信用を得ること、
日本は常に中立で心のそこから平和を願っていると
尊敬されることが最大の防御なのです。
自衛隊のかたが1人でも殺されたら、
自衛隊のかたが1人でも人を殺すようなことがあったら、
事態は予測できません。
とにかく戦争に巻き込まれないこと。
憲法9条という伝家の宝刀を使って、
人間同士が殺しあうことの愚を世界にアピールすること。
私はそれを願っています。
人間同士が仲良くするために決して欠かせないのは、
相手の立場になって物事が考えられること、
相手が嫌がることを敢えてしないということです。
お互いに信頼しあうことが積極的平和主義だと私は思います。
それを堂々と実現してくれる政治家の登場を願わずにはいられません。
達人の館 代表 橘市郎