一瞬の静寂

音楽・演劇プロデューサー・橘市郎のブログ。日々思ったことを綴っています。 東宝(株)と契約し、1973年にプロデユーサーに。1981年独立後は、企画制作会社アンクルの代表をつとめ、中野サンプラザからの委嘱で「ロック・ミュージカルハムレット」「原宿物語」「イダマンテ」を、会社解散後は「ファンタステイックス」「ブルーストッキング レデイース」などのミュージカルを制作。 2001年京都芸術劇場の初代企画運営室長。

2017年02月

2月18日に、やっと転居しました。
電話、パソコン、テレビなどの
システムが進化したのはいいのですが、
余りにも複雑になり、頭がパニックを起こしています。
以前であれば電源を入れるだけで済んだものが
専門家を呼んで助けてもらわないと
全てが機能しないのですから情けなくなってしまいます。

不要物を廃棄したい場合、東京では燃えないごみと、
燃えるごみを分別するだけで済んだものが、
京都では物によって
「あっちへ行ってください、こっちへ行ってください」
と言われるうちに、全て引っ越し先へ
持って行くことになってしまいました。
面積が広くなった分、楽に収まると思っていた荷物が、
まだダンボールの箱に入ったまま部屋を占領しています。

断処理をして荷物を減らせば良かったのですが、
いちいち中身を確認する時間がなく、
東京から来た時以来の荷物を、
そのまま引越し先に運ぶなんて愚かなことをしてしまいました。

引越しのプロにお任せしたと言っても、
部屋の形態が違ったり、意外に収納庫が狭かったりで
スムーズな指示が出来なかったのが悔やまれます。
しかも、別のお宅の引越しとかち合い、
エレベーターが思うように使えなかったのも
引越し屋さんには気の毒でした。
東京から手伝いに来てくれた長女のお陰で、
パソコンと電話とテレビが
使えるようになったのがせめてもの救いでした。

3月3日は「川越塔子リサイタル」の前売り開始日と
「魔笛」のオーディションが重なりますので、
目を覚まさなければいけません。

それに3月25日には東京で真島茂樹さんと
『エンターテインメントの殿堂日劇」-それぞれの物語』
というイベントを行います。
詳しくは日本文化藝術財団のホームページをごらんください。
とりあえずお知らせしておきます。

来週からは通常のペースに戻ると思いますので
よろしくお願いいたします。

(達人の館 代表 橘市郎)

今月の18日に、達人の館も自宅も引越しをいたします。
そのため来週のブログはお休みさせていただきます。
今日は3月3日に行われるオーディションと
2月12日のサロン・ライヴの告知のみで
味気ないのですがお許しください。

今年の春秋座オペラは、
9月23(土)、24日(日)に行われますが、
演目はモーツァルトの「魔笛」です。
このオーディションが
3月3日(土)午前10時から春秋座で行われます。
毎年、その結果で主役の座を獲得される方がいて
一流の歌手と競演するパターンが注目されています。
隠れた逸材を見つけ、チャンスを与えると言う
オーディション本来の目的が果たされています。
どうぞ奮ってご参加ください。

詳しいことは「ミラマーレ・オペラ」のホームページ
開いていただくと載っております。

魔笛には多くの魅力的な役があり、
採用される確率も高いと思います。
私も審査員の一人として、
多くの方たちの参加を楽しみにしております。


もうひとつのお知らせは、2月12日に行われる、
ヴェルディ・サロン・ライヴです。
この日は坂口航大さんのピアノ演奏ですが、
何とオーボエ、クラリネット、
ファゴット、ホルンの演奏者が加わり、
モーツァルトの五重奏曲変ホ長調K452が聴けます。

坂口さんは指揮者でもありますが、
この日はピアノでショパン、ラヴェルなどの作品を弾いてくれます。
どうぞ、おいしいコーヒーとケーキを召し上がりがてらお出かけください。

2月20日以降にブログを再開しますので、
また覗いていただければ幸いです。

(達人の館 代表 橘市郎)

以前、天地真理さんが主演した
ミュージカル『君よ知るや南の国』について
書いたことがあるのですが、
そのブログを見た真理さんのファンの方から
1週間くらい前にメールをいただきました。

「『君よ知るや南の国』について紹介しようと思っているのですが、
LPレコードには作詞・安井かずみとあるのに、
橘さんのブログでは作詞・片桐和子とあります。
何か事情があったのでしょうか?」
私自身も、安井かずみさんと『ラブラブショー』に
出演した記憶があるのに、
何故、片桐和子さんのお名前を書いたのだろうと
台本を探し出して確かめようと思っていたら、
またメールをいただきました。
「台本にも安井かずみとありますが、、、」
そうなんです。
全く私の勘違いと言うかミスでした。
きちんと資料を見直して書くべきでした。
今でも何故、片桐さんのお名前を書いたのか解らない有様です。
もう、安井さんご本人にお詫びが出来ない今
「私のミスでした!」と叫ぶしかありません。

ひこうき雲さんにも、
お詫びとお礼のメールを入れさせていただきました。
それにしても、ひこうき雲さんのブログは素晴らしく、
『君よ知るや南の国』での天地真理さんの歌唱に対し
賛辞を述べるとともに、オペラ歌手のアリアも紹介して、
比較しているのには頭が下がりました。

伝説のオペラ歌手、三浦環のレコードまで聴けるとは思いませんでした。
興味のある方は、ぜひ覗いてあげて下さい。
http://amhikokigumo.blog67.fc2.com

さて、2月5日(日)のヴェルディ・サロン・ライヴは
ピアノの競演です。
京都市立音楽大学を首席で卒業した塚田尚吾さんと、
その塚田さんが絶賛する志賀俊亮さんとの
ジョイント・ライヴです。
塚田さんは、井上大聞さんの伴奏も勤め、
その素晴らしさを発揮してくれました。
二人の連弾もあり、迫力ある演奏が聴けそうです。
17時開場です。どうぞお出かけください。

なお、1月29日は講殿由紀奈さん(ソプラノ)、
坂口航大(ピアノ)のお二人が出演してくれました。
満員の客席から大きな拍手が送られ大変盛り上がりました。
リピーターも徐々に増えてきたようです。

(達人の館 代表 橘市郎)

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