50年近くお付き合いをしている作曲家、音楽監督の甲斐正人さんから、
8月19日にメールをいただきました。
「8月26日に京都に行きます。ミュージカル『ブッダ』の再演初日が
京都アルティであるので、ぜひお目にかかりたく、
また初日の舞台をぜひ奥様とご覧になりませんか?」とありました。
(甲斐さんとの馴れ初めは今年3月に「京滋協」という
舞台関係者の機関紙に載せたのですが、甲斐さんのホームページに
転載されていますので、ぜひご覧になってください)
こちらもどうぞ ※素晴らしきスタッフたち
ちょうど8月26日は何も入っていなかったので、
転居したばかりの家にも寄っていただき、
いっしょに会場へ向かえばいいと考えました。
ところがひとつ問題がありました。
21日から高校2年生の孫が一人で東京から来ていて、
26日は彼の誕生日だったのです。
甲斐さんに事情を話すと「それはちょうどいい。
お孫さんもご一緒にどうですか?」と言ってくれました。
孫にとっても「ラッキー」といった感じで、すべてが解決したのです。
一度我が家に寄っていただいた甲斐さんご夫妻とわれわれ夫婦、
それと孫の5人でアルティーに向かったのは15時過ぎでした。
開場時刻の16時半に会場に到着。
甲斐さんはスタッフに迎えられ私のことも紹介してくれましたが、
13年前にわらび座の『アテルイ』を春秋座で上演した時の出演者や
スタッフがいて大変懐かしい思いをしました。
開演数分前から音楽が流れ始め
如何にもインドといった雰囲気が漂ってきます。
私は以前、大津市で見てはいるのですが、
舞台の飾りも違っていて洗練されていました。
この音楽を作曲した人が隣にいると思うと結構緊張するものです。
でも暫くすると舞台に引き付けられ一般のお客様と一緒に拍手をしていました。
出演者は良く訓練されていてみんな高いレベルで頑張っていました。
ブッダ役の戎本みろさんがハードな稽古のためか、
声が本調子でなったのが残念でしたが、
それでも芝居では存在感を示しさすがという感じでした。
人間と狼の血を引くタッタ役の三重野葵さんが素晴らしく、
動きも歌も光っていました。一流の役者さんに較べても遜色ないレベルでした。
わらび座のスタッフはいつも素晴らしい人を起用していますが、
『ブッダ』の脚本・斎藤雅文、演出・栗山民也、
音楽・甲斐正人、照明・服部基、
他の皆さんも素晴らしい仕事をされていました。
いただいた資料を見ていたら、『アテルイ』の時、京都公演を担当されていた
山川龍巳さんが社長になられていたのも感動しました。
山川さんは道後温泉に行った時も「坊ちゃん劇場」の館長をされていて、
寄るように声をかけていただきました。結局寄れなかったのですが。
甲斐さんのお陰でいろいろと思い出が蘇ってきた1日でした。
これを機会にまた秋田に行って、
芝居と温泉と観光の旅に出かけたいと思います。
甲斐さん、素晴らしい夏の思い出をありがとうございました。
これからもいい作品を沢山残してくださいね。
8月19日にメールをいただきました。
「8月26日に京都に行きます。ミュージカル『ブッダ』の再演初日が
京都アルティであるので、ぜひお目にかかりたく、
また初日の舞台をぜひ奥様とご覧になりませんか?」とありました。
(甲斐さんとの馴れ初めは今年3月に「京滋協」という
舞台関係者の機関紙に載せたのですが、甲斐さんのホームページに
転載されていますので、ぜひご覧になってください)
こちらもどうぞ ※素晴らしきスタッフたち
ちょうど8月26日は何も入っていなかったので、
転居したばかりの家にも寄っていただき、
いっしょに会場へ向かえばいいと考えました。
ところがひとつ問題がありました。
21日から高校2年生の孫が一人で東京から来ていて、
26日は彼の誕生日だったのです。
甲斐さんに事情を話すと「それはちょうどいい。
お孫さんもご一緒にどうですか?」と言ってくれました。
孫にとっても「ラッキー」といった感じで、すべてが解決したのです。
一度我が家に寄っていただいた甲斐さんご夫妻とわれわれ夫婦、
それと孫の5人でアルティーに向かったのは15時過ぎでした。
開場時刻の16時半に会場に到着。
甲斐さんはスタッフに迎えられ私のことも紹介してくれましたが、
13年前にわらび座の『アテルイ』を春秋座で上演した時の出演者や
スタッフがいて大変懐かしい思いをしました。
開演数分前から音楽が流れ始め
如何にもインドといった雰囲気が漂ってきます。
私は以前、大津市で見てはいるのですが、
舞台の飾りも違っていて洗練されていました。
この音楽を作曲した人が隣にいると思うと結構緊張するものです。
でも暫くすると舞台に引き付けられ一般のお客様と一緒に拍手をしていました。
出演者は良く訓練されていてみんな高いレベルで頑張っていました。
ブッダ役の戎本みろさんがハードな稽古のためか、
声が本調子でなったのが残念でしたが、
それでも芝居では存在感を示しさすがという感じでした。
人間と狼の血を引くタッタ役の三重野葵さんが素晴らしく、
動きも歌も光っていました。一流の役者さんに較べても遜色ないレベルでした。
わらび座のスタッフはいつも素晴らしい人を起用していますが、
『ブッダ』の脚本・斎藤雅文、演出・栗山民也、
音楽・甲斐正人、照明・服部基、
他の皆さんも素晴らしい仕事をされていました。
いただいた資料を見ていたら、『アテルイ』の時、京都公演を担当されていた
山川龍巳さんが社長になられていたのも感動しました。
山川さんは道後温泉に行った時も「坊ちゃん劇場」の館長をされていて、
寄るように声をかけていただきました。結局寄れなかったのですが。
甲斐さんのお陰でいろいろと思い出が蘇ってきた1日でした。
これを機会にまた秋田に行って、
芝居と温泉と観光の旅に出かけたいと思います。
甲斐さん、素晴らしい夏の思い出をありがとうございました。
これからもいい作品を沢山残してくださいね。
(達人の舘 代表 橘市郎)