2月1日には、明治記念館で行われる授与式のため東京に行きます。
毎年若い優秀な芸術家を探して顕彰する授与式も恒例になりましたが、
ここから「こんな人もそうだったのか」と思う芸術家が増えてきました。
これこそ積み重ねで、賞にもだんだん重みが出てきたように思います。
伝統とか重みとか言うものも続けることによって生れてくるものなのしょう。
この賞が芥川賞や直木賞のように広く認知されるのを期待したいと思います。
授与式も年々華やかになり、ショーアップしてきたような気がいたします。
今年はどんな演出があるのか私も楽しみです。
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話は変わりますが、この初場所の大相撲は大荒れで、
ベテラン力士が苦戦していますね。
白鵬はさすがに強さを発揮していますが、
大関陣にいたっては酷いものです。
世代交代の時期がやってきたのでしょうか。
いつかはこういう時がやってくるとは言うものの、
ここのところの相撲界は変化が激しいような気がいたします。
波乱の幕開けと言えば、格好いいいですが
一つの秩序が無くなったとも言えそうです。
風格のある役力士が上位を占め、ある意味では安定していた時代から、
戦国時代のようになっているようにも思えます。
安定と変化は繰り返されますが、
今は変化の時なのかもしれません。
来場所は競馬友達である山口県の松浦茂さんが、
大相撲観戦を誘ってくれました。
今場所の結果如何では、
かなり様相が変わってくると思われる春場所今から楽しみです。
松浦さん、粋なお誘いありがとう!
(一般社団ほ人 達人の館 代表 橘市郎)