一瞬の静寂

音楽・演劇プロデューサー・橘市郎のブログ。日々思ったことを綴っています。 東宝(株)と契約し、1973年にプロデユーサーに。1981年独立後は、企画制作会社アンクルの代表をつとめ、中野サンプラザからの委嘱で「ロック・ミュージカルハムレット」「原宿物語」「イダマンテ」を、会社解散後は「ファンタステイックス」「ブルーストッキング レデイース」などのミュージカルを制作。 2001年京都芸術劇場の初代企画運営室長。

カテゴリ: プロデューサーより

723日、「夏山美樹 京都初コンサート」が行われ、
無事終了いたしました。
夏山美樹さんは、池田公生さんの伴奏で映画音楽、
スタンダード・ジャズ、デビュー曲など
40曲を歌いまくり盛り上げてくれました。
入りの方は70パー セントでしたが、
赤字になることはなく、トントンというところでした。
これは、夏山美樹さんの出演料と
私のプロデユーサー料は始めに計上せず、
黒字が出たらそれを半分ずつするという契約のお陰です。

彼女も私も、このコンサートで儲けようなどとは
思っていないので、これで満足しています。
夏山さんにとっては 初めての京都で自分をアピールすること、
私にとっては本当に実力あるアーチストを
紹介することが目的だからです。
NAM HALLは2回公演をやってもキャパ120名なので、
江藤ゆう子さんの場合も
沢木順さんの場合もこの方式でやってきました。
春秋座や京都コンサートホールになると、
このやり方ではアーチストに対し失礼なので、当然変わって来ます。
しかし、お互いに話し合って出演料を低めに設定し、
あるチケット収入額を超えたら、
超えた分の半分を追加して支払うという方法もあります。
もらう方も支払う方も一度決めたら、
後は関係ないというより、
お互いにお客様に来ていただくために、
努力をする方が一体感があるかもしれません。

聴き終わったお客様が
「良かった。またやられる時は知らせてくださいね」と
言って下さるのが一番うれしいです。
今回は夏山美樹さんのご主人、アニメ映画監督の
杉井ギサブローさんが約半分のチケットを売ってくださいました。
達人の館を通してチケットを買ってくださったお客様が半分。
正しく五分五分の成果でした。
これからもこのやり方で実力あるアーチストをご紹介していく積もりです。
どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

達人の館主催公演、次回は
910日の「レ・フレール スペシャルコンサート」(於 春秋座)
です。

     
残席が大分なくなってきました。
お早めにお申し込み込みいただきますようお願い申し上げます。

達人の館  
電 話  075-708-8930
FAX  075-708-8934

暑さ厳しき折、ご自愛ください。
(達人の館 代表 橘市郎)

 


521(土)に開催される「江藤ゆう子 昭和を歌う―番外編―」は
お陰さまで補助席までいっぱいになり、当日券がない状態です。
チケットをお持ちでない方は
どうぞ無駄足を運ばれないようにお願い申し上げます。
たった60名のキャパとはいえ、満員というのはうれしいもので、
お客様にはいつも感謝しております。
特にこの公演はお客様の平均年齢が
70歳を越えており、一層ありがたさを感じます。

2年間に亘る6回シリーズで顔なじみの方も出来ました。
DMの宛名書き、電話申し込みの対応をしていると、
一人ひとりのお客様の顔が見えてくるんですね。
デパートではなく、町の商店街を目指してきた
「達人の館」としてはうれしい限りです。
時には500、800席のキャパでの公演もありましたが、
いらしていただけるお客様は共通でした。
この輪がだんだん広がっていくといいなあと思っております。

ところで、「達人の館」が誕生したのは2014521日でした。
別に意識したわけではないのに、
偶然、丸2週年の日が「江藤ゆう子 昭和を歌う」となったことに
不思議な巡り会わせを感じます。
この間、江藤さんは150曲を暗譜し、レパートリーとしました。
笹井順子さんはこの全曲を
ピアノ譜にアレンジして伴奏してくれました。
水野潤子さんは2回目から(1回目は鈴木愛悠さん)
ずっと手堅い語りをしてくれています。
1回こっきりで終わらず、6回シリーズだったことが
どれだけ絆を強くしたか分かりません。

お客様との関わりも同じことが言えると思います。
チラシのデザインを担当してくれた西村萌さんの存在、
照明、音響を一人でこなしてくれた
中元聡一郎さんの存在も忘れることが出来ません。
そして、春秋座時代から私を助けてくれている盟友、
西川真由実さんのフロント対応も
達人の館のイメージを作り出してくれました。
全ての人達が単なるビジネスとしてでなく、
温かい交流の場を盛り上げてくれた功績に感謝したいと思います。
それに何よりもお客様が
複数回訪れてくださったことに改めて御礼申し上げます。

1210日にはロームシアターのサウスホールで
「江藤ゆう子 昭和を歌う―総集編―」が開催されますが、
これはプランツ・コーポレーションの武部宏会長が
この企画に興味をもたれ、主催してくださいます。
多少、デパート寄りの公演ですが、
それはそれで一味違った公演をお楽しみください。

商店街的公演としましては、
723(土)「夏山美樹 京都初コンサート」が控えています。
すでにチケット発売が始まっていて、
映画音楽、スタンダードジャズの
お好きな方からのお問い合わせが絶えません。
どうぞお早めにお申し込みください。

              (達人の館  代表  橘市郎)

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昨年、京都南座での公演を見て絶賛した
OSKのレビューを今度は大阪の松竹座で見てきました。

第1部が和物で、第2部が洋物という構成は同じでしたが、
第2部の構成・演出・振付が
名倉加代子さんというのが、私を引きつけました。
名倉さんには日劇でも何度か振付をお願いしていましたし、
私がプロデュースをした峰さを理さんのコンサートや
「グインサーガ炎の群像」というミュージカルでも
センスのある振付をしてくださいました。

私と名倉さんは同い年ということもあり、
いつもお互いに「頑張ろう」と声を掛け合っていました。
名倉さんがご自分のお弟子さんたちと始めた
ジャズダンスの公演が年々回数が増え、
ついには青山劇場で何千という
お客様を集めるようになったのを見た時には
我が事のように喜んだものです。

ご自分でも若々しい踊りを披露していたので、
どれだけ刺激を受け励まされたか知れません。
宝塚でもいくつかの名場面を作っている名倉さんが、
OSKの公演に参画されたのは素晴らしいことだと思ったのです。

私は期待に胸膨らませて着席しました。
第1部の和物は遊郭や火消しの江戸風俗を
浮世絵風に見せ、美しいものでした。
夢と現実を織り混ぜた演出でしたが、
いまひとつドラマ性が希薄だったような気がします。
レビューにドラマを求めるのは酷なので、
なまじストーリーを感じさせない方が良かったかも知れません。

第2部はさすがで、スピー ドと迫力に満ち溢れた楽しいものでした。
出演者たちは水を得た魚のように溌剌と踊り歌っていました。
92期生といわれる新人たちも、ベテランに臆することなく実力を発揮。
これが新人? と思わせる健闘振りでした。
養成所で鍛えられたというより、
ある程度キャリアのあるダンサーが参加していたのかも知れませが、
それはそれでひとつの行き方だと思います。
これくらいのレベルであれば、見た人は必ず満足するはずです。
後は、如何にしてレビューを見たことがない人を劇場に引き込むかですね。
BSでもいいから、テレビで舞台中継をやってもらったり、
ニュースで流れたりすれば違うと思うのですが。

この問題は私にとっても、ひとつのテーマです。
今後もレビューの楽しさを声高に宣伝させてもらい、
OSKを影ながら応援していくつもりです。
さて、5月21日に開催される
「江藤 ゆう子 昭和を歌う―番外編―」はお陰さまで
14時の回、17時の回共に完売となりました。
厚く御礼申し上げます。

23(土)の「夏山美樹 京都初コンサート」の前売りも好評で、
いいスタートが切れました。
何分にも、60名というキャパシティです。
早めのお申し込みをお待ちしております。
映画音楽やスタンダードを中心としたプログラムは
きっと皆様を楽しませてくれることでしょう。

(達人の館  代表 橘市郎)

26日、無事「テノール 村上敏明リサイタル」が終了しました。
当日は寒いせいもあって、残念ながら満席とはいきませんでした。
でも、村上さんが1曲目の『帰れソレントへ』を歌い終えた途端、
客席から「ブラボー」の声。
それに呼応するように万雷の拍手が巻き起こり
会場は一気に盛り上がりました。
「これ は凄い!」といった驚きを表現するような
拍手が何時までも続いたのです。

村上さんはそれをさえぎるように挨拶した後、
イタリア民謡について話を始めたのですが、
イタリアの都市の位置関係を右足を上げ、自分の靴を示しながら説明。
かなり長い間片足で立ちながら、
「今日はかかとが高めの靴を履いてきました」などと言って笑いを誘います。
すっかりお客様の心を掴むと、
後は張りのある美声で聴き慣れたイタリア民謡を披露。
迫力ある高音にお客様は酔いしれました。

部の終わりは、リストの歌曲『ペトラルカのつのソネット』。
ピアノ曲では馴染みのリストですが、
彼の歌曲はあまり歌われませんね。
高音が続くこの難曲は、
おそらく村上さん以外には歌えないのではと思いました。
それにしても、大変美しい曲でした。

部は前半は日本の歌曲、後半がオペラのアリアでしたが、
オペラのアリアではテノール殺しといわれる
の高音をらくらくと出して、お客様を興奮させました。
極め付きのアリア『誰も寝てはならぬ』が最後の曲でしたが、
まるで大劇場の歓声を聴くようなざわめきに鳥肌が立ちました。
この時点で20時半、つまり開演から時間が経っていましたが、
村上さんはアンコールに応えて、曲も歌ってくれました。

こんなにステージと客席が一体となったリサイタルを見たのは、
マリ・デル・モナコのリサイタル以来と言っていいほどでした。
これで満席でなかったのは、
プロデューサーの力不足の何物でもありません。
京都のお客様は、自分の目で、
自分の耳で確かめないとなかなか来てくれないので、
村上さんのリサイタルは必ずもう一度やろうと思っています。
私にとってはリベンジとなりますので、
感動されたお客様は次回もお誘い合わせの上、
ご来場くださいますようお願い申し上げます。

「間違いなく日本一のテノール」
「村上さんの温かい人柄が滲み出たステージでした」
「イタリア人のテノールと錯覚する声量と美声でした」
「観客を喜ばせようと全力で歌われる姿に涙が出そうでした」。
こんなメッセージが続々と寄せられましたことに
感謝するとともに、村上さんの熱唱に心より敬意を表したいと思います。
ありがとうございました。
(達人の館 プロデューサー橘市郎)

15日から19日まで東京に行っておりました。
18日に東京では珍しい積雪に見舞われ、
今日は京都で雪景色を眺めております。

今回は、
12月17、18日に行われる春秋座オペラ「カルメン」の
関東地区オーディションを
16日に横浜で行い、
17日は寺内タケシさんの喜寿記念コンサート(よみうりホール)、
18日は立川志の輔さんの落語会(パルコ劇場)を
鑑賞するというバラエティに富んだ出張でした。

「カルメン」のオーディションには24名の方が参加してくださいました。
日に春秋座で行われる関西地区のオーディションと
合わせてキャストが決まります。
今年はどんな方が登場してくれるのか大変楽しみです。

寺内タケシとブルージーンズはバンドとしても
今年55周年ということで、全国からファンが駆けつけ会場は超満員。
偉大なるマンネリともいうべきヒット曲の数々は
異常なほど会場を盛り上げていました。
茨城なまりの飄々としたトークがいつもながら爆笑を誘っていましたが、
最後の「津軽じょんがら節」では、
客席の全員が立ち上がって手拍手。
とても後期高齢者のコンサートは思えない熱気でした。
「来年はまた京都でやろうよ!」と寺内さんから発破をかけられました。

パルコ劇場の志の輔らくごは、都市計画で
パルコ・ビルが建て替えになるため、
ひとまず今回が最終回になるということが映像で告げられました。
驚きと愛惜の入り混じった感情が客席に走り、
後半はさらに緊迫した舞台になりました。
3
席で3時間強という熱演は凄かったです。

新年早々刺激を受けて帰ってきましたので、
達人の館も走り出します。
まずは、226(金)に京都コンサートホール(小)で行われる
「テノール 村上敏明リサイタル」の追い込みに入ります。
今ならまだ良い席がございます。
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チケットお申し込みは 電話 0757088930   
           FAX  0757088934  
にどうぞ。 
(達人の館 プロデューサー橘市郎)

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