一瞬の静寂

音楽・演劇プロデューサー・橘市郎のブログ。日々思ったことを綴っています。 東宝(株)と契約し、1973年にプロデユーサーに。1981年独立後は、企画制作会社アンクルの代表をつとめ、中野サンプラザからの委嘱で「ロック・ミュージカルハムレット」「原宿物語」「イダマンテ」を、会社解散後は「ファンタステイックス」「ブルーストッキング レデイース」などのミュージカルを制作。 2001年京都芸術劇場の初代企画運営室長。

カテゴリ: プロデューサーより

新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、今年達人の館が主催する催し物と
春秋座の顧問プロデューサーとして携わる公演をご紹介いたします。
いずれも自信を持ってお薦めできるものです。
どうぞお誘い合わせの上、ご来場くださいますようお願い申し上げます。


【平成28年度 達人の館関連公演】
「テノール 村上敏明 リサイタル」
26(金)1830開演 京都コンサートホール(小)

「江藤ゆう子 昭和を歌うー番外編」
21日(土 ①1400開演 ②1700開演 岡崎NAM HALL

「春秋座開場15周年記念 レ・フレール スペシャルコンサート」
10(土)1500開演 春秋座

「江藤ゆう子 昭和を歌うー総集編」 
12
10日(土)1400開演 ロームシアター京都 サウスホール

「春秋座開場15周年記念 歌劇 カルメン」
1217(土)、18(日)春秋座



また前回、村上敏明さん関連の情報をお伝えしましたが、
新たにYou Tubeの ご紹介をいたします。
「村上敏明」で検索して頂くと
オペラ「トゥーランドット」の”誰も寝てはならぬ”を聴くことが出来ます。
見事な歌唱で、聴いた人の コメントがそれを実証しています。

①思わず姿勢を正しました。すごいです。
②すごいです。これが本当のオペラです。
③素晴らしい作品に仕上がっています。 感動しました。
④純日本人でマリオ・デル・モナコ並みの声量。
⑤素晴らしい。
⑥すごすぎる!!
⑦ほんとすごすぎるわ。ピアノ伴奏とは思えない歌唱力。もう最高だ。
この動画に出会えた私は幸せ者です。

信じられない方はどうぞご自身でお確かめください。
そして、同感された方はぜひ、226日に京都コンサートホールへ!!
今なら達人の館でいいお席が取れます。

(達人の館 代表 橘市郎)

今日は冬至ですね。
明日からはまた日1日と日が長くなっていきます。
それにしても1年があっという間に過ぎました。
思えば、デュークエイセス結成60周年記念コンサートが
行われたのが124日でした。
あれからもう丸11ヶ月が経っているなんてとても信じられません。
そして後10日もしないうちに平成27年が終わってしまいます。

今年はデュークエイセスに続いて
228日は「江藤ゆう子昭和を歌うー昭和40年代編」
314日は「沢木順  父八洲秀章を歌う」
516日は「川越塔子リサイタル」
627日は「江藤ゆう子昭和を歌うー昭和50年代編」
1010日は「アルゼンチン・タンゴ・コンサート」
そして1017日は「江藤ゆう子昭和を歌うー昭和60年代編」
と達人の館主催公演がありました。
121213日には春秋座顧問プロデュユーサーとして
歌劇「セヴィリアの理髪師」にも携わりました。
まあ、75歳の高齢者としては、よく働いた方でしょう。

これは協力してくれたスタッフ、キャストのお蔭と同時に、
会場に足を運んでくださったお客様のお蔭でもあります。
「達人の館」主催の物は面白い、
橘がプロデュースするものは間違いないと
言っていただけるよう努力している積りですが、
結果はまだまだと思っています。
来年はいっそう質の高い、
喜んでいただける催し物を実現してまいりますので、
変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
具体的な企画につきましては年明け早々にご紹介したいと思います。

なお、226日に「テノール 村上敏明 リサイタル」が
「達人の館」主催で開催されますが、
その村上さんに関する情報をお伝えしておきます。
一つ目は、この大晦日、大阪フェスティバル・ホールの
「久石譲シルベスタ・コンサート」に出演し、
ベートーベンの第9交響曲のソリスト(テノール)を務めます。
二つ目は、13日に生中継されるオペラ界の紅白、
NHKニューイヤーコンサート(教育テレビ)に
5
年連続の出演が決まりました。
三つ目は、1月に東京文化会館で上演される
歌劇「トスカ」の画家カバラドッシュ(主役)を演じます。
線で目覚しい活躍を続ける村上敏明さんの
京都初リサイタルをどうぞお楽しみに。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。 

           PC032510
(達人の館 代表 橘市郎)

一昨日、オペラ「セヴィリアの理髪師」公演が無事終了しました。
始めての喜歌劇でしたが、お子さんを含め
若い年齢層のお客様が目立ちました。
就学前のお子さんが「面白かった」と
嬉しそうに言ってくれたのが印象的でした。
お客様、ソリスト、合唱団、オーケストラ全ての人たちが
笑顔で帰っていただけたのが何よりです。
この時代余りにも暗いニュースが続いていましたものね。
演奏を中心とした舞台成果も大変好評でした。
東京から見えたお一人のお客様だけが
「字幕操作にミスがあった。品がない。
オペラの演出をしてください。お客様に対して 失礼です」
などとアンケートに書いて頂きましたが、
オペラに対するこだわりを持ったお客様なのでしょう。
ご意見は尊重するとして、「生の声の魅力を伝えつつ、
オペラを広い層に、構えず見ていただきたい」
というコンセプトは大切にしていきたいと改めて思いました。

今回このオペラに携わってくれたスタッフ、
キャストの皆さんに心からお礼申し上げます。
そして、春秋座オペラに好感を持っていただきましたお客様は、
来年もぜひご来場くださいますようお願い申し上げます。
来年は開場15周年を記念して、「カルメン」を上演いたします。
こちらはまた最後にカルメンが刺殺されるという結末ですが、
メリメの原作をビゼーが実にドラマチックな音楽で綴った名作です。
素晴らしい歌手を集めたキャスティング、
花道を使っての効果的な演出が楽しみです。
どうぞご期待ください。
(春秋座顧問プロデューサー・達人の館 代表 橘市郎)

今月の12日(土)、13日(日)に春秋座で
歌劇「セヴィリアの理髪師」が上演されます。
初日のロジーナ役はソプラノの川越塔子さん、
2日目のロジーナ役はメゾ・ソプラノの郷家暁子さんです。
2
日間でソプラノ・バージョンと
メゾ・ソプラノ・バージョンが聴けるなんてことはあまりないので、
オペラ・ファンはぜひ聴き較べていただければと思います。

川越塔子さんは「夕鶴」「ラ・ボエーム」
「蝶々夫人」「椿姫」に続いて5回目の登場となります。
説得力ある演技と美声で、春秋座オペラには欠かせない方になりました。
川越さんについては、いろいろと書かせていただいているので
今日は郷家暁子さんについて書かせていただきます。

郷家さんは今年4月に行われたオーディションでロジーナ役を射止めました。
私はオブザーバーとして聴かせていただいたのですが、
際立って華やかで、歌も演技もしっかりしている人が登場したので、
相当キャリアのある方かなとお見受けしたのです。
しかし、関西ではほとんど知られていない方と聞いてびっくりしました。
私は「結果はお任せしますけど、あの郷家さんという人は素晴らしいですね」
と言って帰りました。
審査員の方たちも満場一致で彼女に決めたようです。

10日ほど経って、狂言師の茂山千三郎さんから、突然電話が入りました。
千三郎さんとは何度か仕事でご一緒していました。
「ご無沙汰しています。
この度は、家内がお世話になりますがどうぞよろしく」。
私は最初何のことか分かりませんでした。
「春秋座のオペラで、ロジーナをやらせていただきます
郷家暁子は私の家内でして」。
私は何も知りませんでした。
公演監督も「ご主人は同業者だそうです」と言っていたからです。
「そうだったんですか。そうと知っていたら、採用しなかったのに」
などと冗談を言いながら、ご縁を喜びました。

千三郎さんは先月、プロデューサーとして「三ノ会」を旗揚げしましたが、
当日は狂言師の女将さん役を立派に努めていた暁子さん。
オペラではご主人譲りのコミカルな役を披露してくれることでしょう。
世の中は狭いものですね。


(春秋座 顧問プロデューサー・達人の館 代表橘市郎)


郷家さんも参加された記者会見様子が
WEBでご覧になれます。

ぜひ、合わせて、お読みください。
歌劇「セヴィリアの理髪師」全2幕


今月日、ソプラノでイタリア在住の
藤井泰子さんと京都でお目にかかりました。

20
年来お付き合いしているバリトンの中村靖さんから電話が入り、

「教え子でイタリアで大活躍している女性を紹介したい。

イタリアの記念行事で歌うため、今京都 に来ている」とのこと。


中村さんは箱根湯本の老舗旅館のご主人でもあり、
京都のおいしいお店を良く知っている方なので、
「またおいしいものが食べられる」と喜び勇んで出かけました。


藤井さんのことは全く存じ上げていなかったので、

念のため事前に、ネットで調べてみました。

慶応義塾大学総合政策学部卒業後、日本オペラ振興会オペラ歌手育成部終了。

イタリア政府給費を得てボローニャ元王立音楽院で学ぶ、とありました。

「川越塔子さんが東大卒なら、藤井さんは慶応卒か、ヘー」

などと軽い気持ちでプロフィルをたどっていくと、

サルッツオのマグダオリヴェーロ・オペラ国際コンクール優勝。

その後ルーマニアやイタリアのオペラ劇場で

いろいろなオペラの主役を演じているんですね。

さらに驚いたことにはイタリアの国営放送局でコンサートやドラマに出演、

イタリア最高視聴率番組のレギュラー出演も努めています。


知らないということは不幸でもあり、幸福でもあるのですが、

さすがに私は勉強不足を恥じました。

多少緊張して初対面の挨 拶を交わした時、私はまた驚きました。

藤井さんは構えるところは全くなく、

まるで何十年来の友人と会うような自然体で話してくれました。

私は一瞬にして 「この人はいろいろな人生経験をし、

それなりの苦労と努力をされてきた方だ」と感じました。

中村さんも大病を患い、度の大手術を克服して生還しています。

私も一度挫折し、人生をやり直しています。

人は苦労話を笑いながら話すことが出来ました。

仕事を離れて時間あまり盛り上がりました。

翌日、藤井さんから、
「昨日はありがとうございました。

無事歌い終え、明日イタリアに戻ります。

お陰さまで、この夏、京都で行われるイベントに

また呼んでいただけそうです」

と電話が入りました。

「それは良かったですね、私も来年の月以降、

藤井さんのリサイタルを京都でやりたいと思っています。

来日された時に詳しいお話をさせてください」

「来年でしたら、私、福山の新市というところで歌います」

「えっ、新市は原爆が落ちた時、私と母、妹が疎開していたところですよ!」

東京空襲で焼き出された母と私、妹の3人は身寄りがなく、

遠い親戚を頼って、新市に行き、村の公民館に居候していました。


原爆が落ちた時村の青年団の方が救援に行き、

帰って来てから髪の毛が抜け落ちたのを子供心にはっきり覚えています。

新市と聞いたとき私は不思議な縁を感じました。

来年、藤井さんのリサイタルは必ず実現させるつもりです。

中村さんに報告したことは言うまでもありません。

皆さんもぜひ藤井泰子さんを検索してみてください。


話し変わりますが、今月27日の

「江藤ゆう子 昭和を歌うー昭和50年代編ー」は

14
時、17時の回とも完売となりました。

心よりお礼申し上げます。


次回の昭和60年代編は27日に、会場にて前売りをいたします。

当日、会場にお見えにならない方は、

達人の館 FAX075-708-8934

へ、お申し込みください。

29
日に折り返し確認の電話を入れさせていただきます。

達人の館 代表 橘市郎

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