達人の館

   本物の芸をじっくりと味う、大人のためのコンサートを企画・主催しています。

カテゴリ: エッセイ

今月22日に梅田藝術劇場メインホールで幕を開ける
ミュージカル「HARU」を25日に見に行ってきます。
これは関西テレビ放送開局60周年記念として上演されるものですが、
この作曲・音楽監督を務めているのが親友の甲斐正人さんなのです。

甲斐さんは私よりずっとお若いのですが、
彼が上野の藝術大学に在学中からの付き合いなのです。
当時からその才能を買っていた私は、
彼がプロになってからも何かと仕事を依頼してきました。
細かいことは省きますが、彼は期待に違わず才能を発揮し、
一流の作曲家になり大活躍しています。

甲斐さんは誠実で「能ある鷹は爪を隠す」タイプなので
地味ながら、その実力は高く買われてきました。
脚本・作詞 高橋亜子、演出 栗山民也といった一流のスタッフと
藪宏太、北乃きい、安蘭けいらの出演者を得てその成果が期待されます。

甲斐さんは公演のお知らせとともに、
私たち夫婦に極上のチケットを送ってきてくださいました。
温かいメッセージを添えて招待してくれたのです。
私はいろいろの方に大切にされて幸せ者です。
甘えてばかりいていいのだろうかとも思いますが、
ご好意は素直に受けることにしました。
とにかくこの公演が大盛況で終わることと、
甲斐さんの曲がいつまでも
心に残るものであることを期待して行って来ます。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)

全国高校野球の優勝校「東邦」が
平成の始まりと最後を優勝で飾った快挙を讃えようと思っていたら、
副大臣の辞任、地方選挙の結果、
競馬の桜花賞でのレコードなど書きたいことが目白押しで、
とてもまとまりそうにありません。

令和の訪れと共に世の中が変わっていくことを実感しています。
とにかく日1日と話題が移ってゆくさまが伺えるのです。
そうかと思うとゴーンさんが
無実を訴え検察と争っている様子が今でも報道され続けています。
安倍首相への忖度にいたっては1年以上も取りざたされています。

何が真実で、何が嘘なのか解らないことで
大勢の人が悩まされているのでしょう。
芥川龍之介の「羅生門」のように結局は闇の中ということでしょうか。
本当の事が解らないという苛立ちが人々を悩ませているのかもしれません。
ということで今回は何を言っているのか自分でも混乱しています。
どうか「正直者が損をする」ということが間違っていると
断言できる世の中になって欲しいものです。

(一般社団法人 達人の館   代表 橘市郎)

新しい元号が「令和」に決まりました。
予想もしていなかった元号ではありましたが
慣れるに従って違和感も消えることでしょう。
要は、実質平和で幸せな時代であることを祈るばかりです。

これで昭和、平成、令和時代を経験するわけですが、
平成を振り返ると天皇陛下と美智子様の生き方に
改めて賞讃とねぎらいの言葉をおかけしないわけには行きません。
国民とどういう形で接するかという問題は、
多分大変悩まれたことでしょう。
確かに即位直後は反感を示す行動に出る人たちもおりました。
しかし民間から美智子様をお迎えし、ひたすら国民に寄り添い、
象徴天皇としてどう振舞うかを考えていらしたお姿を見て、
誰からも愛され、慕われる存在になられたように思います。

不幸な戦争で命を落とされた方への追悼。
思いがけない災害に見舞われた方たちへの励まし。
我々がいつも心打たれたのは、
そういう方たちの目線にひざまつかれるお姿でした。

人は「衣食足りて礼節を知る」とはいえ、
なかなか出来ることではありません。
時代を引き継がれる新しい天皇陛下ご夫妻も、
この平成天皇の歩まれた道をぜひ引き継いでいただきたいと願っております。
私自身もこれから出来ることはたかが知れていますが、
若い人たちへバトンタッチすべきことを整理していくつもりです。

(一般社団法人 達人の館 代表 橘市郎)

3月22日(金)かつて春秋座でも公演していただいた
「ダウンタウン・フォーリーズ」Vol11を見に
大阪TTホールに行って来ました。
以前から親交のある島田歌穂さんと
マネージャーの藤野さんに招待されたものでした。
TTホールは吉本興業が新しく大阪城公園内に開場した劇場で、
隣接した複数の劇場が建ち並ぶアミューズセンターの一つ。
モダンでとっても見やすい白亜の殿堂でした。

内容は島田歌穂、北村岳子、平沢智、HIDEBOH人が早替わりしつつ
寸劇、歌、踊り、タップ、漫才、物真似などを披露するというもの。
芸達者が次々と笑わせながら
本物の芸を見せる贅沢さは他に類を見ない素晴らしさで、
日本のエンターテインメントもここまで来たかと感心させられました。

歌穂さんはいうまでもなく抜群の歌唱力、
北村さんは物真似と笑いのセンス、平沢さんは2枚目の芸達者、
それにHIDEBOHの天才的なタップダンスと柔らかい声の歌の数々。
しかも人が負けじと見せるアンサンブルは超一流でした。
若い人には通じないギャグもいくつかあったものの、
私などは最高のショーとして満足させられました。
こういったものがもっともっと評価されるべきと思いつつ、
大満足で劇場を出ました。
一人でも多くの人に見ていただきたいという思いが今でも消えません。

(一般社団法人 達人の館   代表 橘市郎) 

3月18日に大相撲の大阪場所を見に行ってきました。
山口県の馬友、松浦茂さんが私の全快祝いに誘ってくれたのです。
競馬場にはご一緒したことのある松浦さんでしたが
相撲にこんなにも詳しい方とは思っていませんでした。

50歳というのに栃若時代にも精通しているんです。
もっとも彼は野球にも詳しく、
プロ野球から高校野球まで熱烈なファンですから、
根っからのスポーツ好きと言った方がいいかもしれません。

それにしても彼の思いやりがうれしく、
私は遠足を前にした子供のように興奮気味で
良く眠ることも出来ませんでした。
いい年をした大人が午前中から相撲見物とは
珍しいと思われるかもしれませんが、
考えてみれば競馬も1レスから行く2人ですから不思議はないのです。

会場は向こう正面の見やすい絶好の席。
4人入るマス席に2人でゆっくり観戦させていただきました。
真下が西方の力士が登場する控えの場所なので、
柱に向かってトレーニングする振動が地震のように始終伝わってきました。
中入り前にトイレに行こうとしたら、
土俵入りする力士とすれ違いになり、
通行止めのおかげで西方の力士をすぐ側で見ることが出来ました。
なんと胸板の厚いこと、闘病中の私の3倍以上はあったと思います。

幕内の相撲はどれも熱戦で迫力あるものでした。
私はあっという間に結びの一番を迎えたように思いましたが、大満足でした。
松浦さん本当にありがとう。
帰り道、お酒が飲めない身のため喫茶店でしかお話できず
とても残念でしたがお許しください。
とにかく元気をいただいた素晴らしい1日でした。

(一般社団法人 達人の館  代表 橘市郎)

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