一瞬の静寂

音楽・演劇プロデューサー・橘市郎のブログ。日々思ったことを綴っています。 東宝(株)と契約し、1973年にプロデユーサーに。1981年独立後は、企画制作会社アンクルの代表をつとめ、中野サンプラザからの委嘱で「ロック・ミュージカルハムレット」「原宿物語」「イダマンテ」を、会社解散後は「ファンタステイックス」「ブルーストッキング レデイース」などのミュージカルを制作。 2001年京都芸術劇場の初代企画運営室長。

カテゴリ: コンサート

以前、天地真理さんが主演した
ミュージカル『君よ知るや南の国』について
書いたことがあるのですが、
そのブログを見た真理さんのファンの方から
1週間くらい前にメールをいただきました。

「『君よ知るや南の国』について紹介しようと思っているのですが、
LPレコードには作詞・安井かずみとあるのに、
橘さんのブログでは作詞・片桐和子とあります。
何か事情があったのでしょうか?」
私自身も、安井かずみさんと『ラブラブショー』に
出演した記憶があるのに、
何故、片桐和子さんのお名前を書いたのだろうと
台本を探し出して確かめようと思っていたら、
またメールをいただきました。
「台本にも安井かずみとありますが、、、」
そうなんです。
全く私の勘違いと言うかミスでした。
きちんと資料を見直して書くべきでした。
今でも何故、片桐さんのお名前を書いたのか解らない有様です。
もう、安井さんご本人にお詫びが出来ない今
「私のミスでした!」と叫ぶしかありません。

ひこうき雲さんにも、
お詫びとお礼のメールを入れさせていただきました。
それにしても、ひこうき雲さんのブログは素晴らしく、
『君よ知るや南の国』での天地真理さんの歌唱に対し
賛辞を述べるとともに、オペラ歌手のアリアも紹介して、
比較しているのには頭が下がりました。

伝説のオペラ歌手、三浦環のレコードまで聴けるとは思いませんでした。
興味のある方は、ぜひ覗いてあげて下さい。
http://amhikokigumo.blog67.fc2.com

さて、2月5日(日)のヴェルディ・サロン・ライヴは
ピアノの競演です。
京都市立音楽大学を首席で卒業した塚田尚吾さんと、
その塚田さんが絶賛する志賀俊亮さんとの
ジョイント・ライヴです。
塚田さんは、井上大聞さんの伴奏も勤め、
その素晴らしさを発揮してくれました。
二人の連弾もあり、迫力ある演奏が聴けそうです。
17時開場です。どうぞお出かけください。

なお、1月29日は講殿由紀奈さん(ソプラノ)、
坂口航大(ピアノ)のお二人が出演してくれました。
満員の客席から大きな拍手が送られ大変盛り上がりました。
リピーターも徐々に増えてきたようです。

(達人の館 代表 橘市郎)

ブログの更新が遅れて申し訳ありません。
実はこの3月いっぱいで、
春秋座顧問プロデューサーの契約が満了になります。
2000年~2004年、2009年~2017年と合わせて12年間、
京都造形芸術大学には大変お世話になりました。
現在の自宅は大学所有のマンションを借りているため、
契約満了に伴って出なければなりません。
急遽、西京区の方に引越しすることに決め
今月の13日、契約を済ませました。

昔と違って、インターネットの移動、
電話の移動など複雑になっていて、
引越し日が決まっても事前にやることが多く
ばたばたしております。
今度は自宅と事務所を兼ねるため一層面倒なのです。
私は結婚してから今度で9回目の引越しになり、
引越し慣れしている積もりでしたが、
年齢のこともあり予想外に重圧を感じております。
引越しのプロにお任せしているものの
18日の移動が終わるまでは落ち着かないでしょうね。

その間ヴェルディ・サロン・ライヴもあるし、
日に行われる「ソプラノ 川越塔子 リサイタル」の準備もあります。
でも何とか支障のないようにいたしますので
よろしくお願いいたします。

そこでお知らせですが、
川越塔子さんのコンサートの前売り日が3月日のため、
電話、FAXの番号が変わります。
そこで、現在の番号が使えるうちに、
ブログを見ていただいているお客様には
FAX
での先行予約を受け付けることにいたしました。
今回はキャパ200の小ホール(音響の素晴らしいホールです)で
自由席となりますので、チケットが取りにくいことが予想されます。

前回のリサイタルで川越塔子さんの歌唱に感動された方は、
ぜひこの先行予約をご利用ください。
といっても発売日に枚もないというわけには行きませんので、
今回の対応枚数を100枚までとさせていただきます。

ご希望の方は、10日までに
お名前、住所、電話番号、枚数を書いてFAXを送信ください。

FAX075-708-8934

折り返し確認のお電話をさせていただきます。

チケットは一般発売日以降郵送させていただきます。
代金はチケットが到着後、同封の振込用紙を使ってお振込みください。
お待ちしております。

詳しくは開催要項をご参照ください。


橘市郎
(
達人の館 代表)


明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
政局にしても、経済にしてもどうなるか
全く予測できない2017年ですが、
何とか平安な1年になるよう願っています。

私はキリスト教徒でもイスラム教徒でも仏教徒でもありません。
でも、人間にはどうにもならない力を持った
神様の存在は信じています。
大体、宇宙を創造したり、
多様な生物をこの世に生かしている支配者とは
どういう存在なのでしょう。
それを神様と言うのであれば神様を信じないわけには行きません。
と言うわけで、今年の三が日は3つの神社にお参りしました。

元旦が下賀茂神社、2日が上賀茂神社、3日が平安神宮でした。
一見浮気をしているようですが、
神様はそれを咎めたりはしないはずです。
神様はそんな小さな了見ではなく、
謙虚に無事だった1年に対してお礼を言い、
来るべき1年の無事をお願いするのを
優しく見つめてくれるに違いありません。

人間にはどうすることも出来ない運命の平安を祈るのは、
どこの神社でも、どこのお寺でもかまわない。
祈ると言うことは謙虚になるということだと思います。
上賀茂神社の帰りには、寂れた上賀茂稲荷と
この付近で最も古いと言う太田神社にもお参りしました。
ほとんど訪れる人もいないところにも神様はいらっしゃるのです。
神様には姿かたちがないのにいらっしゃると言うのは変ですが、
その辺のあいまいな存在こそ神様なのでしょう。
何か清々しく感じる三が日でした。

さて、
ヴェルディ サロン・ライヴ

1、2月のプログラムが、この22日から始まります。
各日17:00~
1月22日(日)バリトンの井上大聞さん(伴奏・塚田尚吾さん)。
1月29日(日)はソプラノの講殿由紀奈さん(伴奏・坂口航大さん)
2月5日(日)はピアノの塚田尚吾さんと志賀俊亮さんのジョイント
2月12日(日)がピアノの坂口航大さん 
 (助演・葛城裕也(Ob)、辻さゆり(Cl)、赤土仁菜(Fg)、斉藤日菜子(Hr))

と続きます。
バラエティに富んだ演奏をどうぞお楽しみください。
ヴェルディでお待ちしています。

(達人の館 代表 橘市郎)

ヴェルディ

12月10日(土)14時開演で
江藤ゆう子 昭和を歌う―総集編」が行われます。
会場は、いつものナムホールではなく、
ロームシアター京都 サウスホールです。

60
人しか入らないホールで
日2回公演を6回行ってきたところ、
(
株)プランツ・コーポレーションの武部宏会長が
「サウスホールでやりませんか?」と
お声をかけてくださいました。
武部会長は以前から江藤さんとのお付き合いがあり、
ナムホールでの公演にご招待したことがきっかけでした。

しかし、サウスホールは750のキャパがあり、
小ホールとは違ったつくりをする必要があります。
そのまま持っていくわけには行きません。
武部会長と江藤さんにその旨お伝えしたところ、
お二人とも理解を示してくださいました。
ピアノ本が人編成のバンドとなり、
男声コーラスの客演も仰ぎました。
バンド台、ジョーゼットのアーチ、舞台衣装、照明、音響など
お金のかかる要素が沢山増えました。
お客様にも、武部会長にも多分のご負担をおかけしたと思います。
でも、その結果スケールアップしたステージを
お届けすることが可能になりました。

ナムホールでのコンサートとは、
また一味違うコンサートを
楽しんでいただけると確信いたします。
お陰さまで1階席は完売になりましたが、
2階席が少し残っているようです。
まだ、チケットをお持ちでない方は

(株)プランツ・コーポレーション
℡075-222-7755

にお申し込みください。
9日にナムホールの1階で最後の通し稽古をし、
当日11時からサウスホールで舞台稽古、
そして14時から本番です。
皆様のご来場キャスト、スタッフともお待ち申し上げております。

<達人の館 代表 橘市郎(松山正人)>

 


13日に行われた「ヴェルディ サロン・ライヴ」は
超満員のお客様で、初日を開けることが出来ました。
冨家さんのヴァイオリンと藤田さんのピアノは
生音の素晴らしさを満喫させてくれました。
予想の175パーセントの入りだそうで、
客入れに手間取ったり、ケーキが売り切れになったりと
ご迷惑をかけましたが、演奏はばっちり。
お客様の温かい拍手が印象的でした。

冨家さんのトークは初々しく、
しかも無駄がないので好感度を高めていました。
ヴァイオリンを習っているお子様が
ご家族といっしょに見えていたのもうれしい光景でした。
冨家さんにはまたぜひ登場して欲しいと思っています。
次回はポップスや歌物も入れて、
より楽しいライヴをご披露していただけると思います。
冨家さん、藤田さんありがとうございました。

さて、1126(土)には「江藤ゆう子 昭和を歌う」で
御馴染みの江藤ゆう子さんが登場してくれます。
江藤さんは1210日にロームシアター サウスホールでの
コンサートが控えている中、
特別に出演してくれることになりました。
私への友情出演といってもいいでしょう。

今回はシャンソン、スタンダード・ジャズ、
ポップスなどを中心に歌ってくれます。
ピアノ伴奏がずーっとコンビを組んでいる笹井順子さんなので、
息のあった演奏を聴かせてくれることでしょう。
江藤さんのトークはどこでも大受けなので、
ライヴ特有の気楽なひと時を過ごしていただけそうです。
江藤さんは、冨家さんのライヴにも足を運んでくださり、
会場の雰囲気や響きを確かめていました。
当日はかなり混雑すると思いますので、
いらしてくださるお客様には予約されることをお奨めします。

今度はケーキも多めに用意されると思いますので
自慢のコーヒーとケーキをぜひ味わってみてください。
回目のライヴが終わったところで、
来年もこのライヴを続けたいと
オーナーの続木さんより、オーダーがありました。
将来有望な若手のアーチスト、
志の高いベテラン・アーチストを織り交ぜて
プログラムを組んでまいりますので、
どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。

(達人の館 代表 橘市郎)

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